京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年07月10日

ある旅立ち

去年秋から来てくれていたバイト君が辞めました。元々版画家を目指していて、バイトの傍ら製作に励んでいたんですが、京展にとおり、作家活動を始めたのですから、おめでたい事なんです。



きゅうりが嫌いで、おなすが嫌いで、えんどう豆は豆ご飯以外は食べられなくて、なまこが嫌いで・・・彼のお昼ご飯は大変やったけど、もう作っても食べてくれへんと思うと、寂しいて。

気が弱いところがあって、うちの店の魚を入れる箱の空箱を通り庭の二階の窓まで積み上げるのを、とても出来そうも無いと眺めているのを「やってみいな」といったことがありましたっけ。
失敗してひっくり返したら「それはより完成度を上げようとして起こった失敗やから、気にせんでもええて。」と言っていて、めでたく成功したときの彼の嬉しそうな顔。
「そやろ。きつそうと思うてせえへんと、一生自分はでけへんて思わなあかん。私はあんたに、今の喜びを味あわせてあげたかったんや」

京展も、通りそうもないと言うてた時、「何言うてんのン。なんぼ米倉涼子が綺麗やかて、100人が100人好きていうとは限らへんやン。全員に認めてもらおて思わんで、ええのんちゃうか。好きやて言うてくれはる人が、京展の審査員に居てくれはったら、通るし、たまたま居てくれはらへんかったらアカンだけやン」て言いましたっけ。

通っても何も言わないから、アカンかったんやと思ってそっとしていたら、いきなり切符をくれたときのあの気持ちは一生忘れられへんと思います
これからも、大変やろけど、自分の好きな道やから、頑張って欲しいなと思います。