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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年08月16日

お精霊さんのお飾り

お盆には、ご先祖さんが本当に帰ってこられると私が信じる事件が、昔ありました。

お迎えが済んでからのことで、私一人でこの家に居ました。何故か主人も母も出かけていて、一人で夕食の洗い物をしていました。左側の何かがスカートに引っかかったようで、見もせずにスカートを引っ張ると、今度は後ろから引っ張られました。流石の私も不思議に思って振り向くと、いました。

丸い顔の目のパッチリした女の子がニコニコ笑ってスカートを握っているのです。心臓がつぶれそうな思いで、必死でお経をとなえて、怖さで途切れ途切れになるお経がやっと終わって振り返ると誰も居ませんでした

ご先祖様だから「にたぁー」ではなくて「ニコニコ」だったんだと思います。まったく好意的な笑顔でした。ご先祖様で小さくて亡くなられた方も沢山いらっしゃるのです。
これは、失礼したのかも。ごめんなさい、ちゃんとご飯作りますから。

お盆が近づくと、お仏壇のお掃除をします。綺麗な細工も見事に外れてお掃除できるようになっています。お位牌を綺麗にするのは主人のお役目です。お盆にはお盆のお飾りがあります。一年に一回だけ出してきます。お軸もこのときだけのものです。

我が家は深草派浄土宗なのですが、昔は日蓮さんだったということで、どちらもお飾りさせてもろうています。ですから、お膳もふたつ、それに「付いてきゃはった人」の分も作ります。おはしは「おがら」を、おはしの長さに切って束ねます。



お昼は最初の日は「お迎え団子」その次の日が「おはぎ」その次の日が「白むし」帰らはる日は「お送り団子」です。このお団子はしんこ餅と同じお味で、おはぎといい、お下がりを戴くのが楽しみです。
夜は昔の書付は「とおに」無くなってしまったとかで、決まり物はありませんが、大体同じようなものになります。お芋は夏の細いところを小さく切り、三度豆も二つ折りにするなど、小さい可愛らしいお膳です。

こういうことは、母のしていたことを見るとはなしに見ていたことを、同じようにしている自分に気がつき、おかしくなります。  

Posted by tao at 00:06Comments(2)歳時記