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2006年11月30日

暖冬

姿のままで散るのが椿、花びらで散るのが山茶花と覚えていたら、此花は花びらで散るのですが、椿の一種で獅子頭というのやそうです。雪の中で咲いてくれると、寒い中ホッとするのですけど、去年も今年も年内に咲いてしもうて、雪の二月には咲いてくれへんと思います。

暖冬暖冬

やはり、暖冬ということですやろか。半ば屋外の魚屋でも暖冬は嬉しいと言うより、困ったことやと嘆いています。魚の脂の乗りがもうひとつやったり、寒いときに子を持つ魚がまだ子を持たへんかったりしています。
うちの店で困っているのは、平目ですうちは、お正月用に年末には求肥巻を巻きますけど、それは、天然平目の、ある程度の大きさのもんに決まっているからです。天然平目は身がようなると、縁側が分厚くなります。そんな脂の乗った平目やないと、いつもの味がでえへんのに、暖かいので、困っています。

暖冬

求肥巻は、海苔巻きの、海苔の替りに求肥昆布、ご飯の替りに魚、干瓢とかの替りに生姜の酢漬けを使って巻きます。
錦でも求肥巻は、自家製を作っているところは数軒、あとは殆ど既製品です。うちは、七十を過ぎた番頭さんが長年の勘で、平目選びから汐、お酢の調合までされていて、私たちは巻くだけです。
今年はどないしょかと思いながら「お正月はお宅のやないと」と言うてくれやはるお客さんがいてくれやはる限り、頑張ろうと思てます
その意味でもホワイトクリスマスが待たれます。


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この記事へのコメント
ここドイツでも気象台が統計を取り始めて以来の、11月の最高気温を記録したし、勿論平均気温も最高だそうで、クリスマスマーケットが始まりましたが、あったかいグリューワインも、なんとなく、そぐわないです。
あれは、震えながら、凍えた手をカップであっためながら、飲むのがいいのに、、。
フランクフルト街中の桜も狂い咲きのようで、(小さな花ですが)本当に世界的におかしな気候なんですねー。
こんな状況では、きっと今年はアイスワインも不作の気がするわ。
Posted by yukinko at 2006年11月30日 07:07
なんやかんやといいながら、ドイツに馴染んでしまっているじゃないですか!!
ええこっちゃ。

獅子頭はドンドン咲いていつて、つぼみはあまりなくなりました。綺麗で嬉しくて、哀しい。
Posted by tao at 2006年12月01日 00:53
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