揚げだし餅と烏賊ゲソのてっぱい
なんぼ白菜が美味しいて、リコウやからていうて、毎日白菜は、なんぼなんでも、ねぇ。そやし、今日も八百屋はんの前で長いこと思案して、
てっぱいをしようという気になりました。
てっぱいは、おかずやから、うちは、たいてい烏賊のあし、ゲソです。これを軽く湯がいて使います。母は、この他、
よくお揚げさんを焼いていました。これも、香ばしいて美味しいです。
かまぼこを使わはる人もありますねぇ。これは、彩がきれい。
白味噌は、お雑煮に買うたんが、少し残っているし、それにカラシやお酢とかを入れます。私はすり鉢を使います。
カラシは、実家では缶のカラシをといていましたし、今はチューブもありますけど、ここに来て、料理屋さんの使わはる和芥子は、灰をつけた水の上澄みで溶くとか聞いて、ほんまもんのてっぱいは、カラシから私らのとは違いますのやね。まあ、私のはもどき、ですわ。
一番評判の良かったのは、今日初めて出してみた、
揚げだし餅です。揚げだし豆腐と同じで、
天つゆに、揚げたお餅とかまぼこ、お葱です。青味は、本当はもうちょっとひねりたかったんですけど、まあ、安いし、お葱で。お餅は相変わらずお鏡さんです。
あとは、鯛の子をたいたんとか、ごちゃごちゃと。なんか、お正月の残り物の臭いぷんぷんですね。
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