お年越しの一日

tao

2007年02月04日 09:48



昔からこの日のお昼は何も考えんでええのです。

鰯のやいたんと、畑菜の辛し和え。

畑菜は初午やと聞いたことありますけど、うちは母がこうしたはったので、そのままに引き継いでいます。それとかす汁。これは別に決まったことやないけど、寒いですさかい。
若い子には、これにカニと海老とマグロのカレーをつけました。これだけでは、ちょっと、たしないンと違うかと思って。

実はこの鰯、食べれませんでした。焼くのが間に合わへんで、食べるまでにお客さん行き。鰯が当たってお昼ごはんを私が食べれたのは六時ごろでした。前もって焼かないので、あつあつを買ってもらうほうが、お客さんにも喜んでもらえると思いますしね。

お八つはお年越しのお善哉。疲れた体には少し甘みが足りないようでしたが、その分何杯もお代わりされて、なんとか売り切れました。

店が閉まったら、恒例の巻き寿司丸かぶり。恵方に向かって無言で丸かぶりという(おすし屋さんの陰謀や、いや海苔屋の陰謀や、と言われる、ここ二・三十年の流行もんですけど)行事をやります。
卸のお客さんで、おすし屋さんがありますさかい、もらわんならんのもありますけどね。皆でするのが楽しいです。先に食べて、真剣な顔で食べている人を笑わせようとしたり。

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