花色羹

tao

2007年03月25日 10:49



今日のお供えは、花色羹はないろかんです。
桜色が、もうじきの桜を想わせます。


を想わせるのに、形から入るのでなく、色から入っているのですね。
むかし拝見したお能の「葵上」で、彼女は登場せず、小袖?で象徴されているのが、とても印象的でしたけど、甘楽 花子さんのお菓子は、そういう風に面白いと、いつもながら思います。




この上用は、桜の焼印があり、左下にちょっとだけ、ほんのり桜色です。素っ気ないと思う方もあるやろし、それは、とりようですやろね。


それにしても、お茶を点てるのが下手になったこと。
こんなのを、亡くならはった先生が見やはったら、なんて言わはるやろ。
「怪我でもおしやしたか?」
「えらい、せかはりましたなぁ」

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