七夕の京菓子

tao

2006年07月07日 00:21



今日ドキドキするような美しいお菓子をいただきました。

お茶会に使われる生菓子ですから、名前があるのです。

    織姫と天の川

葛饅頭が織姫。流し物が天の川。
織姫はたぶん糸巻きで象徴的に表しているんでしょう。天の川は、夏の明るい空に輝く姿を現しているンやないかなと思います。そのものズバリでないとこが、ええと思いますけど。

そうや、明日は七夕やったわ。雨が降ったり止んだりのお天気では、二人はデートできはるのやろか。気になる空模様ですよね。

お菓子屋さんは「甘楽 花子」花子と書いて「はなご」と読みますねン。ご主人は武者小路千家御用達の菓子司の生まれ。出来立ての生菓子をお茶席でなくても食べれるように、いうことです、て。

お店の場所は、御所のほんねき(すぐ近く)。烏丸丸太町の地下鉄あがってすぐです。白いのれんにきっぱりと「甘楽 花子」と書いてあります。お茶席を思い出す下地窓があったりします。
お菓子はそこでいただけます。お抹茶とお煎茶と、どちらも一保堂さんです。お水は下御霊さんからくんだはるとか、なかなか凝ったはります。簡単なお床があって、季節の掛け物があるのも、楽しみです。

花子では七夕のお菓子は七夕までやそうです。

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