焼きハマグリ
関西だけに通じる言い方やと思いますけど、
「夏のハマグリ」
て、言うたりしはります。
身ィ腐って、貝腐らん → その心は・・・ 見るだけで、買わないという、冷やかしのことです。
冷やかしのお客さんをののしる言葉て言うより、私がよう聞くのは、謙遜的に使わはるのです。
例えば、京都生まれのモンやったら、大概知り合いに室町とか西陣の人が居てはります。
そのお方に、展示会のご案内を戴いたとき、言うたりします。
「いやぁ、けどぉ、うちら、夏のハマグリどすえーーー」
とかね。
「なんぼも、よう頂まへんえ、期待せんとくれやっしゃ」と言うことです。
今日のお昼は、その夏のハマグリとしゃけのカマを焼いて、ついでに、残りモンのお野菜も焼いて・・・
万願寺とおナスと玉ねぎとエリンギです。
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