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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年07月21日

祗園囃子



後祭りまでに行かな、と思いながら、なかなか行けないのが、お旅所。
17日にお御輿さんが祗園さんからお旅所にきやはって、24日に帰らはるまで一週間毎晩お囃子の奉納があります。
日ごろの慌しさにすっかり忘れて寺町まで行ったら、思いがけないお囃子が流れてきます。

「そや、来たはんのやった!!」

小走りに四条まで出ると、すっぱりしたお揃いの浴衣に身を包んで、毎日交代でお囃子にきたはります。暮れなずむ中、提灯には灯がともり、そら、ええもんです。

小さい人が来たはらへんのが、ちょっと寂しい気もします。お囃子には小さい人も仰山居たはります。たいてい鉦からはじめやはるみたいです。巡行当日、鉾に乗ったはるのを下から見ると、反対側の大人の笛に比べて、ちいさいお尻がたくさん並んで、叩かはる鉦のばちに下がっているらしい綺麗な結び紐がゆらゆら揺れるのを観るのも楽しいもんです。

けど、あれは、たくさん乗れるようにずいぶん体を出して座り、ひざで引っかかっているくらいのものらしいんですてぇ。だいぶと高いもんやさかい、巡行のときは揺れるし、乗っているお囃子の人はかなり怖いと聞きました。

川端康成さんの「古都」では、無言参りをしたはりました。お旅所をお参りして、ちょっと離れて又お参りして、を七回繰り返すそうですけど、これだけご近所では、無言はでけへんやろなぁと思います。神さんがお旅所に居たはるこの時期だけのことです。  

Posted by tao at 00:31Comments(1)歳時記