五月の嵐
凄い雨と風とカミナリでしたねぇ。
やっと、芍薬の白いほうが咲き出したのに、可哀そうに。
どうしているやろ・・・
家の中にいる分には、雨降りはそんなに嫌いとは違います。
雨の音を聞きながら、ぼんやり本を読むというの、ええですね・・・
昔お茶のお稽古に行く途中、雨の降らないイナビカリをみました。
お寺のたくさんある通りで、暗いので、
イナビカリがくっきりと、白い龍のようでした。
今日は、
上御霊さんのお祭りでした。
行ったこと、ないんですけど、卸のお客さんで、お祭りで忙しい方が多いのです。
下御霊さんは、土曜にしやはるけど、上御霊さんは、昔のまま日を決めてしやはるのですて。
もう、昔みたいに、お祭りやゆうて、
鯖寿司とおこわを配ったり、親戚が集まって鯖寿司とごっつおをよばれるということは、なくなったと皆さん言わはります。
若い人は、鯖寿司はごっつおではないかもしれません。
昔上の山のほうから、春祭りのときに塩鯖を五本と活け蛸一匹買いに来てくれはるお客さんがいやはりました。
そんだけ、鯖寿司を自分で作って配ってはったんですね。
ご主人も、息子も、孫も、自分の作ったンやないと、と言うからと頑張ったはったけど、ご主人が亡くならはって、もう、皆よらはらへんようになったと、来やはらへんようになりました。
どないしたはるのですやろね。
時代は移っていくと、激しい雨の中、ぼんやり考えていました。
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