梅雨
これは、叔父の版画。
「
雨あめ、降れ、降れ、母さんが・・・」と唄いとうなります。
けど、今時の人に、「
蛇の目でお迎え、嬉しいな」は、判らへんでしょうね。
子供の頃、
水たまりを跳び越すのが好きでした。
雨が止んだ後の水たまりには、空やいろいろなものが映りますやろ。
それを跳び越す楽しみ、スリルは、今はありませんね。
いつの間にか、齢を重ねてしまいました。
梅雨は、いっつも、祗園さんのお祭りの巡行のあたりまで、続きます。
雨降りの後、宵山に出かけると、山や鉾の提灯が外されていて寂しい気がして、早く梅雨が明けて欲しいと思います。
けど、今は、紫陽花が雨にうたれ、くちなしが香る梅雨のひと時。
お静かに名残の皐月を楽しみまひょ。
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