萩祭り
梨木さんの萩祭りに来ましたけど、まだ早いみたいですわ。
やっと咲いてるの見つけました♪
梨木さんの会に入らせてもろうてるので、お茶会の券をいただきますねん。
それで、前に寄せてもろうた時は、お茶席のほうで、ちゃんとしたお茶会やったし、これは大変やと思うてたんですけど、今度は「萩の会」て書いたあるし、お茶席の方はお煎茶やし、気楽なお席やと思うて、気楽に戸を開けましてん。
そしたら、中に着物の女の人がいたはって
「これはあかん」
て思うたんですけど、主人は気にせんと上ってしまわはって
中入ったら、ちゃんとしたお席で、次に入ってきやはったご年配のお方なんか、ちゃんとお扇子を前にご挨拶して入ってきやはって
「ひゃーーーーーーーしもたぁ」
そないこないしている間にお手前は始まり、ご亭主がでてきはって、ご説明。
お正客さんが、お茶のお稽古はしたはるけど、よう知らんし、順番で上に座らはったみたいで、まぁ、ようあることで、いけずの人もいやはらへんし、静かに聞かせてもろうてました。
お床は、梨木さんのお持ちのお軸やそうで、どういう意味かは判らはらへんそうです。
それで、お花は、
萩の花が咲いてくすさかい、ということで、飾らはらへんかったとか。
お茶箱で、
月のお手前でした。
お菓子は柳苑さんのんやったんですけど、それと、お茶箱やし、振出がありました。
主人の上のお方が、なんと、蓋をきつう押しこまはったみたいで、中にはまり込んでしもうて
主人が回して出そて思うても、中の蓋が邪魔して出えしませんの。
焦った主人が
えいて振りましたら、
ぱあっ
お年越しの豆まきみたいに
金平糖が飛び散って、そら、大変どした。
そんな大変なお茶会もなんとか終わり、ほっとして出てきたら、なんや社務所の横で男の人が短冊に俳句を書いたはる。
なんでも、百円で萩の花に掛けさせてもろえるとか。
こら、さしてもらわな
主人の作
萩の花 私の心に ひと灯り
私の作
待ちこがる 萩の花咲く この時を
あ゛ーーーこない書いたら、酷いもんやと、しみじみ思いますけど、その時は、まあええやろと思うて、くくらしてもろてきました。
お昼でお腹が減ったし、御所を横切って、裁判所の近くのふじ亭さんに寄せてもらいました。
主人は京弁当、私は鱧とじ丼。
こんなんです。
ええお天気で、よかったですけど、萩の花はまだ早かって残念でした。
それと・・・
行きに乗ったタクシーが、四条の柳馬場から乗ったのに、観光客やと思うて遠回りしやはったこと。
こんなこと、したはったら、あきまへんえ・・・
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