はんなり・・・白川夜桜
桜の季節は、せわしない・・・
卸のお客さんは、大忙し。
料理屋さんは、お花見のお客さんの予約で一杯。
仕出し屋さんは、着物の展示会やら、法事やら、お茶会やらでバタバタしたはる。
追加、追加で、こっちも走り回ります。
宮川町のお料理やはんは、
京おどりが始まると大変
差し入れのお弁当の注文やら、もちろん、おどりを観にきやはつたお客さんが前後にお食事に来やはるし。
徹夜続きらしいて、この暖かいのに、寒い、寒いてぇ・・・
差し入れには、いつものアリナミンV
店には、お花見帰りのお客さん、「
これから、なんか錦で買うて、お花見行こか・・・」ていうお客さん。
鱧を焼きながら、鯖寿司を作っていると、マグロのヅケがないと店から叫び声
終わると八時、ほんまに、ほっこりしてしもうて、動けしまへん。
そやけど、
あさっては雨やて言うたはるし、お花見、行かなぁ・・・
私にとって、馴染み深いのは、
円山の枝垂れ桜。
そやけど、しんどいし、花灯路の時見たらだいぶ弱ってきてるし、馴染みがあるだけに、そんなん見たげるの、可哀想
あれ、花も咲いてへんのに、早うから、長いこと、ライトアップしてるの、絶対ようないと思いますけどぉ。
可哀想です。
次のがちゃんと準備したあるさかい、て言うのんと、違いますやろぅ。
あの桜が可哀想です。
盛りのあの桜を、よう知っているだけに、弱ってきたら大事にしてやって欲しいです。
そんなことを言いもつて、歩いてたら
切りとおし。
このごろ有名になつてしもうて、もの凄い人やけど、やっぱり絵に描いたみたいに綺麗です。
主人も私も、行列と人ごみが嫌いやけど、お花見ばっかりは、しんぼうせな、あきませんね。
白川は、石畳の上(かみ)は、建物が並んでいて、
柳がゆれてます。
これも、
あわあわとした優しいみどりで、綺麗です。
白川の向こうはお料理やはんが並んでいて、桜と川を見ながらお料理をよばれたはります
私も、いつか、あんなにしてごはんよばれたい、そんなご身分になりたいわぁて、毎年思います。
ほんまに盛りの桜を観れました。
白川のライトアップは今日までやとか。見納めに行かはらしませんか
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