わたしゃお多福 御室のさくら
わたしゃお多福 御室のさくら はなはひくとも 人は好く
父が、わたしのこと、よう、こない、言うてました。
鼻がひくいて、いうことですやろ。
けど、ほんもんの御室の桜は見たことあらしませんでした。
今日ほんまは、二条城の枝垂れを見に、母を連れて行くつもりやつたんです。
染井吉野は散っても、枝垂れは遅めやろし、まだ、いけると思うて。
けど、ふと耳に入った「
御室満開」の言葉
門をくぐるなりのこの桜に思わず歓声
背が低いて言うより、幹がない感じ
枝がようでて、仰山お花がついて、木の密集がすごいです。
抹茶席は600円でお菓子付、絶景をゆっくり眺められて、お勧めです。
花びらは丸い気ぃがします
日本画の世界ですね。
人生出会いもん。
御室の桜でのうても、見ごろの桜は、毎年見れるとは限りません。
いつか見た、平安神宮の枝垂れ、全盛期の円山の枝垂れ、白川、高瀬川、鴨川、疎水・・・
吉野には桜の滝もあります。
たくさんの美しい桜の記憶が心の中にたまってくことを想うと、行き続けていくのも悪うないと・・・思います。
一期一会の桜を楽しんでまいりまひょ。
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