岡崎美術館界隈
岡崎は、元東山区住人の私には、馴染みのある場所です。
京都アリーナ
覚えたはるのンは、大概なお歳ていうことになりますやろかね。
よう、行きました。
疎水から白川に水を引き込んですぐのところで、せき止めてプールにしたはったのンも、そない永いことあらへんかったみたいですけど、そこで泳いでましたぇ。
白川は、あの頃
友禅染をさらしたはりました。
水の色が染料で染まっていたンですさかいに、今やったら、えらいことですわねぇ。
染物がくっつかへんように、おがくずにまぶしてあったし、洗剤で洗う装置もありましたねぇ。
結構活気ありましたンぇ。
こないだ出掛けたンは、岡崎の美術館
創画会展があったさかいです。
私の大好きな
秋野不矩さんがはいったはった、日本画の団体です。
上村松篁さんが居たはった、て言うたら、判りやすいかもしれませんね。
もう、どちらも亡くならはったのですけど。
市立美術館の前は、綺麗な紅葉でした。
京都市美術館は大理石で作られた、自然光がたくさん入る美術館で、レンガ建のものとはまた趣が違うて、大好きな建物です。
外に出ると、大鳥居に紅葉が映えて綺麗です。
昔は、この紅さがあんまり好きと違いました。
時々塗り替えやはって、真っ赤になると、嫌でした。
今はそないに思わへんのは、なんでですやろねぇ。
私が永いこと見たいて思うてたンは、昔いっぺんだけ見た
疎水の景色ですね。
お抹茶色の疎水の水に、桜の葉ぁが、紅うなったンが写って、ものすご綺麗やと思うて。
けど、タイミングだけやのうて、まず、こないだから、桜の葉が赤うならへん年が続いてましたさかいに、久しぶりで、嬉しかったです。
ここは、私の心の紅葉景色のひとつですやろね。
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