鯛の木の芽焼き
これは、去年から始めた
鯛の木の芽焼きです。
昔、千茶道文化学院の懐石料理教室に通った事があり、その時
鱒の木の芽焼きをしたときの感動が忘れられません。
食べに行けば、たいした感慨もなく口に入れてしまうのかもしれませんし、お店では小串というのですが、サイズがかいらしいので、又違うのかもしれません。
鱒と言う魚に、そんなに馴染みもありませんでしたから、
幽庵に漬け込み焼き上げて、包丁で叩いた木の芽をかけた、その鮮やかさに心がときめきました。
あれをやってみたいと思いました。
春らしい鯛でしてみたらどうやろうと。
恐る恐る番頭さんに話し、試しに焼いてみました。
皮はぱりっとし、身は柔らかくジューシーで、山椒の香りが春を感じました。
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