バスツアーは楽し

tao

2006年10月09日 23:54

秋に店で日帰り旅行に行く事があります。たいてい、読売新聞とか京都新聞のバスツアーです。錦から近い四条大宮で集合します。張り切って食べきれない位おやつを買い込んでくる人、朝食を食べてきたのに、立ち食いうどんの香りに釣られ入ってしまう人、いろいろですが、リラックスした表情は店では見れないものです。
バスが走り出すと、皆居眠りを始めます。これが、疲れないコツかもしれません。食事は、費用の割には大変盛りだくさんなのが多いようです。



この日の食事と入浴は漁火亭、展望風呂の眺めはなかなか良かったです。いつか又、蟹の時に来たいなあといいながら、浜で遊び、バスに乗ります。居眠りしていると出石に着きました。古い町並みをのんびり歩いていたのですが、出発十五分前になって、出石そばが食べたいという話になり、お店と交渉して、何とかできると言われお願いしました。
おそばが茹で上がる間に、お勘定も済ませ、お箸を割って、お出汁に鶉の卵や薬味も入れて待ち、あわててかき込んだおそばの美味しかった事。バスまでの結構な野原の道のりを皆で走ります。夕陽の中すすきが揺れ、えのころ草(ねこじゃらし)が足にまとわりつき、げらげら笑いながら走る、これだからバスツアーは楽し、です。

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