お雛様の位置

tao

2007年03月04日 00:50

ひな祭りの頃は、ハマグリやシジミ、赤貝がよく売れます
ハマグリはお汁に、シジミは炊いて、赤貝はてっぱいにしやはるのです。
それと、ちらし寿しをしやはることが多いと思います。

買い物に来やはるお客さんも、皆たのしそうです


お客さんと、お雛さんのお飾りについて、お話してたんですけど、お雛さんとお内裏さんが右か左かとか、いろいろあるんですて。
私がなじみのあるのは、お内裏様が右、お雛様が左です。



これは、京風なんやそうです。

京都は、天子が住まわれた都でしたし、お座りになるのが南に面して東側やったことからやそうです
ほかにも、三人官女は、白い着物に紅い袴のモンやと思っていましたけど、よそは打掛を着たはるんですてね。


結婚式は男の人が左やし、これも何かいわれがあるんですやろね。
これが、いわゆる関東式というか、全国的なんですね。
昔に、刀をさしたはったら、左の方がよかったンかもしれへんですね。



この京菓子は、いつもの甘楽 花子さんのです。
ひちぎりという、京のお雛様のお菓子です。
もともとが、宮廷でお餅をちぎってどうこうというのやから、余り気取らず、こんな感じがらしいと思います。


ぱらぱらとHANAKO WEST四月号を見ていたら、上生菓子のところに、甘楽 花子さんが載っていました。
私がお雛様の京風の位置写真に使った「花衣」が出ていました。
プロの写真は質感まで出ていますね。

関連記事