京料理展示大会101回

tao

2006年12月13日 00:00



これこそ、知る人ぞ知るという催しと違うやろかと思います。けど、会場はものすごい熱気です。目に付くのが、ぎょうさんプロが勉強に来たはる事。やはり、我々素人とは見る様子が違います。

昔っから、岡崎の勧業館でしやはります。ここは、お向かいは京都会館、東に行くと美術館や図書館、平安神宮や南禅寺も近い、言うてみたら、アカデミックな環境です。
仰山の名店がお料理を展示しやはりますし、食堂もあって頂く事も出来ます。舞妓さんが踊らはったり、包丁式があったり、見るものも多いのですが、我々京都の主婦にはもう一つのお楽しみがあります。

それは、女の好きなお買い物。私のお茶の先生は、毎年ここで、お正月の黒豆を買うと言うたはりました。そういう食材のほかにも、お道具も普段目にしないプロ用のもんがあって、ついつい欲しくなります。見てきたようなお料理は出来るはずもないけど、盛り付けとか、ああ、お正月にいっぺん、あないしてみよか、とか思うてみたりするのも、年の暮れの楽しみの一つです。

十二月十三日(水)十四日(木)午前十時より四時まで

これは、曜日に関係なく、事始の日にしやはるもんなんやそうです
事始と言うと、新聞やテレビに祗園甲部の舞妓さん芸妓さんが、井上八千代さんの所に行かはるのが有名ですけど、こういうとこにも、生きているんですねぇ。
われわれ庶民が関係するは、お歳暮は事始から。それより前に届いてしまうと、「えらい早早々と頂戴いたしまして」とか、なんとか言われます。関東では早いんですねぇ。こっちのもんが遅いと思われている事ですねろね。

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