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2007年04月01日

きょうの味どころ

高島屋さんの地下に「きょうの味どころ」があるのを、知ったはる人は、多いのですやろか。


週替わりで、いろいろな京料理のお店のお昼がいただけます
お値段は、お店によって週ごとに変わるようで、お弁当の時は3,500円、ミニ会席の時は5,000円くらいやったと思います。


きょうの味どころ きょうの味どころ


元々は、おかず売り場の辺にありましたけど、三回目の引越しで、うんと移動しました。
今度のお席は前よりゆったりしていて、車椅子の母でも連れてこられる、バリアフリーです。


今日私達が番頭さんと寄せていただいたのは、うちのお客さんの「井傳」さんが、だしたはったからです。
自分達の仕入れた魚が、綺麗にしてもろうて、出世した姿を見るのは、魚屋にとって何よりの喜びですし、ええ勉強になります。
「ああ、そやから、あんまり大きいないほうが、ええのやな」みたいに。


きょうの味どころ
きょうの味どころ


お造りの充実しているのは、魚屋でもビックリしました。
平目は生雲丹を芯に巻いてあり活烏賊は若竹の姫皮で合えてあります
それと、かつを


蛍烏賊が酢味噌で合えてあるのは、お決まりですけど、山芋の小さいサイコロが入っているのが面白く、蛍烏賊も、ちゃんと、本物の滑川のよく肥えた蛍烏賊で、もちろん、きちんと目玉やくちばしや軟骨を掃除してあります
冷凍物の蛍烏賊で、掃除せずそのままのものを平気で出したりしてられたりして、それで、初めて食べやはった人が嫌いにならはるのは、悲しい話です。
これは、ガラスの器でした。


他にも、鱒の美味しさには「紺屋の白袴」を感じました
さんざん鱒は見ていますけど、ほんまもんの鱒はおかずにして口に入ることはない高価な魚です。
その風味には、感動物でしたし、木の芽和えが、季節物とは言いながら、桜の雪洞の器で楽しかったり、京料理の楽しさを感じたお弁当でした。


きょうの味どころ


仕上げは竹の子ご飯。
おつゆが凝っていて、アサリのしんじょでした
蓬の玉生麩というのも、つるつるした触感で面白かったです。


デザートは夢中で食べてしもうて、写真を撮るのを忘れてしまいました。
いつも洒落たリキュールで風味付けしたゼリーです。
美味しゅうございましたface02ICON61


ゆったりと楽しめる「きょうの味どころ」ですけど、早めに行かはるか、予約を入れとかはるほうが無難みたいです。
十一時から二時くらいと言うことみたいですけど、実際はもっと早う売り切れるみたいです。


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