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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年07月23日

錦・魚屋の祇園祭

鉾の引き初めから巡行までは錦の魚屋にとって紋日です。卸売りのお客さん、お料理やはんも、仕出し屋はんも、大忙し。



鱧は美味しいけど、手間のかかるお魚です。何百という鱧を、一本一本目方を量り、ちょうどええ産地とサイズを選んで、まわします。全体にぬめりがあり、背中にずうっときつい背びれが続くので、まずそれをとらなければなりません。これが大変技術がいります。
私もいっぺん手を切らないと覚えられへんと言われました。それ位思い切ってやらないと取れへんということです。そして、開いて骨きりですけど、これはお客さんがしてくれはりますさかい、うちは大概そこまでをさしてもろうてます。これが、時間に追われるさかい大変です。

鉾町に配達せんならん仕出し屋はんは、五時までに配達せな通れへんようになるので、せわしないことです。鱧寿司を聞いたはるお寿司やはんも、十時までに持って行かんならんとかで、八時には鱧を焼いてなあきません。うちもそれにあわせて、必死です。

連休も休み返上で働いて、やっとのお休み。ちょっと自分にご褒美。お向かいのpetit lapinさんに行きました。ここは錦市場振興組合に入ってられるフレンチです。路地を入っていくエントランスでまずほっとします。まったく気取ったところがなく、くつろげいで美味しいものを戴いて、自家製のデザートを戴く頃には、もうワインが回って、後は寝るだけ。

  

Posted by tao at 11:08Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年07月13日

鱧祭り

蒸し暑いことですねぇ。
けど、鉾の引き初めも済み、夜にはお囃子が聞こえてなんとなく街が華やいできた気がします。

長刀さんのところには、これは仮飾りで、十四日から本飾りになるというような立て札がありました。
なるほど、見慣れたお飾りではありませんでした。
金曜の夜には人出が多いと思いますけど、やっぱ、又来んとあきませんね。
けど、別嬪さんの素顔を見れたようで、これもまた一興です。

こうなってくると、朝の錦には店先にがあふれかえります。何十キロの鱧、箱ごとにサイズが違います。一番太いのは鱧焼きに。次に太いのは牡丹鱧に、しゃぶしゃぶに。その次は鱧寿司に。鱧の落しはあまり太くないものを使います。

一番高いのは韓国産、ステーキで言えばサーロインのように脂が乗っているのが魅力です。
ふわっとしてやわらかいです。国産は、有名な淡路もののほかに、徳島産、九州産など産地によってお値段もお味も違います。こちらのほうが噛みしめると味わいがあると好きな方は言われます。  

Posted by tao at 00:01Comments(0)魚屋のいろいろ