京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年02月18日

食は春へと

私は朝は帳場に座っています。
コンピューターに向かい、伝票に品物の名前や目方、単価を入れていくのですけど、これで結構季節感もあります。


近頃鱒・白魚・赤貝・鳥貝といった名前がよくとおります。


は、ひな祭りの時には「白桃焼き」とか言うて、甘酒を塗る焼き方をしやはったりします。
甘酒の白さから、ふうわりと鱒のピンクが見え、はんなりした焼き物です。
木の芽焼きも、綺麗ですね。
山椒の若芽の香りが、やっぱり春を思わせます。


白魚は、しらうおです。
踊り食いをするのは、しろうお(素魚)魚の種類が違います。
こっちは、ハゼ科、白魚はしらうお科やそうです。
卵とじ、天ぷら、お吸い物と、いろいろ使えます。


赤貝鳥貝てっぱい、酢味噌和えですね
酢味噌の黄色に、わけぎの緑、赤貝の朱、烏賊の白、鳥貝の黒が映えてはんなりした感じが、いかにも春やなあという気になりますやろぅ。
貝はたいがい春が旬ですさかいに


キーを叩きながら、なんや知らん、顔がほころんでくる私です。face02


これから、若布も生の取れたてが入ってきますし、生の青海苔はもう入ってきています。
青海苔は、私の大好きな碗だねで、私は落とし卵と合わせてお吸い物にするのですけど、お客さんでお味噌汁が最高やと言わはる方もあります。



酢の物も青海苔の香りを生かすのに好きな使い方です。
お造りのあしらいにも、使えますし、一パックで春の短い期間楽しみます。  

Posted by tao at 01:31Comments(2)魚屋のいろいろ

2007年02月16日

15日のチョコ

六日の菖蒲十日の菊と、一日遅れてアンタイムリーになってしまった物をいうなら、十五日のチョコというのも、そうかもしれへんと思います。

バレンタインデー当日の水曜日は、卸の料理屋さんとかお休みが多く、チョコを渡しそびれたのです
今日渡しても、なんか残り物っぽくて、結局渡せませんでした。

うちのお客さんの中には、息子とチョコの数を競争する人もいますけど、今日渡しても、もう勝負終わっていますモンね。
  

Posted by tao at 00:13Comments(0)魚屋のいろいろ

2007年02月09日

チョコっと内職中

焦っています。

本当なら、二月に入ったら、買い物に来られるお客さんに、「チョコっとチョコ」をお渡ししている筈なんですけど、出来なくて・・・

 

中身は、本当に笑うてしまう位チョコっと。
ピーナッツチョコ一個、プレーン一個、シリアル入り一個だけなんですけどね。

やっと少し出来て、明日からお渡しできるンと違うかと思っています。
ただいま、チョコっと内職中。  

Posted by tao at 23:55Comments(0)魚屋のいろいろ

2007年02月03日

天窓に満月

深夜通庭に出ると、電気をつけていないのに妙に明るいのですよく見ると天窓に満月です。月の光で通庭のものの影が石畳に映っています。



深夜カメラで色々やってみましたが、石畳の影のほうは撮れませんでした。いつか、カメラを勉強して一眼レフで撮れへんでしょうかねぇ。

私は結婚前京大の宇宙物理学教室の図書室で働いていたのですが、数少ない日本語の蔵書の中で、一冊上司の書かれた「かに星雲」の書き出しに

蟹は闇夜に食えと言われているが、かに星雲も闇夜が観察によい」

といった内容のものがありました。学術書なのに、その方らしい書き出しに思わず笑ったのですが、以来心に残っているのです。
トリビアだと「はい、確かに蟹は月夜には身がやせるようです」
これで、何ヘェーが取れるでしょうか
。  

Posted by tao at 00:02Comments(0)魚屋のいろいろ

2007年02月02日

節分いわし

なんで節分をお年越しって言うンやろと思いつつ、齢を重ねました

四柱推命では、節分で悪い年も終わるとか考えますね。旧暦と、どういうことなんやろと思いませんか?吉田さんでは年越し蕎麦がありますね。

その節分に鰯を食べるのは
頭をヒイラギにさして家の軒に飾ると鬼が・・・とか、鰯を焼く煙を鬼が嫌う
って言う話ですやろね。奈良に行ったとき、新薬師寺界隈の民家が本当にそうしたはりました。
私の知人のお宅は家を建てられるとき、わざわざヒイラギを植えたはります。お父さんは神職の方でした。




血をきれいにするので有名なEPAが豊富な鰯ですが、今は特に肥えて脂が乗っていますよ節分のときは鰯がたんと並びます。

焼きたては美味しいですえ。  

Posted by tao at 00:01Comments(6)魚屋のいろいろ

2007年01月30日

クナイプ ドイツの入浴剤

うちの台所では、今オリーブオイルが白く固まっています。私が一日居るところは、5℃位、風も吹きます。
冷えきって一日働いたあとは、お風呂に勝るものなし、と言う気がします。

贅沢だとは思うのですが、自分にご褒美をやりたいときは、お風呂にクナイプを入れます。
クナイプというのは、ドイツの入浴剤で、お塩にハーブの香りがついています。日本のものと違うなぁと思うのは、ほんのりとした香りではなく、はっきり、くっきりした香りなんです。

寒いときはオレンジリンデンバウムが冷えた体を温めてくれますし、真夏に焼き物をして体に熱がこもり、辛くて仕方ないときはミントを入れます。
お風呂で読書が私の最高のリクレーションですけど、なかなかできず、たまに出来るときにクナイプを入れられたら、至福の時となります。  

Posted by tao at 00:03Comments(0)魚屋のいろいろ

2007年01月29日

納豆騒動

弟が、納豆工場に仕事で行き、納豆を沢山頂いてきました。60パック位。

卸で来られる料理屋さんのお客さんに、納豆をお好きか聞いて、お好きな方にはオカズに持って帰って頂くことにしました。
聞いてみると意外にも殆どの方が納豆大好きと言われるのです
うちの店のまかないに納豆はよく使いますが、嫌いな人が三人居るので、そのときは代わりのオカズを作らないといけません。
その割合からすれば、もうすこし嫌いな人がいられるかと思ったのですが、お一人だけでした。

関西では多いと聞いていた納豆嫌い。今はそうでもないようです。私達夫婦も大好きですし、番頭さんも、いか納豆をすると大喜び。
あるあるでは、納豆業者の方も大変だったようですけど、これを機会に皆もつと納豆を食べられるといいですね。  

Posted by tao at 23:51Comments(2)魚屋のいろいろ

2007年01月07日

松の内なので

松の内に来られたお客様には、お昆布茶をお出ししてます。よろこんぶで、おめでたいからですね。結び昆布と小梅というのもええんですけど、立っていられる方にお出しするのですさかい、そこまではねぇ。
梅昆布茶もありますけど、すっぱいのは男の人は苦手やったりするので、女の人と若い男の人だけにしています。

あと、五円玉に干支の小さな人形のついたものをプレゼントして「今年もご縁がありますように」と言うています。これも、毎年ためてくれたはったり、お渡しして今年のに替えてくれはったりすると、嬉しいですね。

  

Posted by tao at 01:22Comments(0)魚屋のいろいろ

2007年01月05日

恩讐の彼方に

大晦日夜シャッターを下ろすと何ともいえない心地です。それまではバイト君たちを叱咤激励ばかりしていた私ですが、感謝の気持ちで一杯になります。朝は疲れてボロボロの体でしょうから、そこをなんとか出勤してくれた顔を見ると、内心はよう来てくれたなあと思うのですが、長い最後の一日、緊張の糸が切れがちになるのをなんとか繋げようと、お八つを出したり、配達に行ってもらったり、こちらもあの手この手です。

店が片付くと、毎年のことですけど、ビールで乾杯をします。何故か皆、ビールを持って一人ずつもれなく乾杯しようとぐるぐる回ります。とりとめも無い話ばかりです。去年は皆で体重計で遊びました。体脂肪や体内年齢などがでるもので、量り合いをしたのです。

昔私が結婚してきた初めての年末、終わったと知って心に浮かんだ言葉が「恩讐の彼方」でした。お互い、いつも利害は一致するとは限らないし、対立もあります。けど、共にこんなにしんどい中をやってきた仲やんか。終わってしまった今、どこに心のわだかまりが残っているやろう。  

Posted by tao at 00:30Comments(0)魚屋のいろいろ

2007年01月05日

唯一のお正月飾り

除夜の鐘が鳴ると間もなくダウンしてしまいました。

年末にどの位寝ていたかというと、三十日には寝ていなくて、日付が替わって三十一日の二時迄主人が捌いたマグロの角切りを量って盛っていました。どうしてそんな時間にというと、前日店を閉めて皆が帰ってから、主人と二人で色々仕事をこなしていって、主人がマグロを捌きだしてから私も始めたわけです。
どうして夜中にするのかと言うと、昼間にできないからです。私がマグロを盛るのも、前日はバイト君に頼んだのですが、ひどく時間が掛かった上に、盛り方も汚くて売れなかったので、これは大変というわけです。それからつり銭の支度をしたりして、少し寝たら、もう起きて海老の支度からはじめないと。

毎年のことですが、年々こたえ方はきつくなってきます。ですから、恥かしい事ですがお正月の支度は元旦にしていたのが間違いでした。私が寝込むと主人の食べるものもありません。お雑煮のお出しすら取っていなかったのですから。数の子も戻さなくてはと思いつつ箱のままでしたし。
私自身も融通がきかないほうで、神さん仏さんにお参りしてからしか物を口に入れないという気があるので、お鏡さんも供えなくては、竜神さんのお社を掃除してお神酒とかを替えて、しないとと思うと起きれないので食べれませんでした。



三日目にようやく起きてお参りし、主人が言わなくてもちゃんとひとつお正月飾りをしてくれているのに気がつきました。床の間のお軸が富士山と日の出に替わっていました。今年は十一月のうちに・・・いや、まさか。  

Posted by tao at 00:07Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年12月06日

ストーブ登場

きゅうに寒うなって、うちの店でも慌ててストーブを出してきました。というても、従業員がストーブにあたるて言う事は、殆どありません。かじかんでどうにもならなくなった手をあぶる人が居るくらいです。

ストーブは、お客様の為にあります寒い中を来て下さるのですから、せめて、ストーブやお茶で暖まって頂こうということです。ストーブは、単純な石油ストーブです。ファンヒーターは絶対駄目。風は魚には禁物です。あたる人にだけ暖かいストーブに、やかんを乗せて、お客さんには熱いお湯で昆布茶をいれたり、風邪をひいたお客さんに生姜湯を入れたりします。

お芋を焼いて、みんなでほっこりしたり、魚屋の冬は厳しいだけではないんですよ。  

Posted by tao at 00:05Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年11月30日

暖冬

姿のままで散るのが椿、花びらで散るのが山茶花と覚えていたら、此花は花びらで散るのですが、椿の一種で獅子頭というのやそうです。雪の中で咲いてくれると、寒い中ホッとするのですけど、去年も今年も年内に咲いてしもうて、雪の二月には咲いてくれへんと思います。



やはり、暖冬ということですやろか。半ば屋外の魚屋でも暖冬は嬉しいと言うより、困ったことやと嘆いています。魚の脂の乗りがもうひとつやったり、寒いときに子を持つ魚がまだ子を持たへんかったりしています。
うちの店で困っているのは、平目ですうちは、お正月用に年末には求肥巻を巻きますけど、それは、天然平目の、ある程度の大きさのもんに決まっているからです。天然平目は身がようなると、縁側が分厚くなります。そんな脂の乗った平目やないと、いつもの味がでえへんのに、暖かいので、困っています。



求肥巻は、海苔巻きの、海苔の替りに求肥昆布、ご飯の替りに魚、干瓢とかの替りに生姜の酢漬けを使って巻きます。
錦でも求肥巻は、自家製を作っているところは数軒、あとは殆ど既製品です。うちは、七十を過ぎた番頭さんが長年の勘で、平目選びから汐、お酢の調合までされていて、私たちは巻くだけです。
今年はどないしょかと思いながら「お正月はお宅のやないと」と言うてくれやはるお客さんがいてくれやはる限り、頑張ろうと思てます
その意味でもホワイトクリスマスが待たれます。  

Posted by tao at 00:19Comments(2)魚屋のいろいろ

2006年11月29日

暖簾(のれん)

うちの店は、いわゆる、うなぎのねどこの京町家のたぐいです。
テレビに出てくるような立派なものではありませんが、裏まで履物を履いたままで行けます。

玄関脇に暖簾が、いわゆるひとつの結界として掛けられており、暖簾をくぐると内裏、余程親しい人しか入れないスペースとなります。お客様は、玄関からお座敷にどうぞ、ということです。

この暖簾が実に難しい
イマドキバイト君たちにとっては「のれん」はカーテンと同じようなんです。

汚れたものを運ぶときは、暖簾をはずしてね」と言うと、
汚れたら洗えばいい
洗えないの。ドライだと汚れが取れないし、水洗いだと色が取れてしまうの
じゃあ、買えばいい」ときます
「こういうものは、オーダーメイドなの。何万かかるけど、汚したみんなで負担してくれるのかな」と言ってはじめて、暖簾をはずしだします。
ただし、自分だとバレない時は、つまり私が居ないと、暖簾を掛けたまま、汚してくれます。
物を大切にする思想で育てられている子は少ないです。

掛けるとき、暖簾に書かれている名前を、表から読めるように掛けない子も多いです
台所でご飯を食べているものが読めるように、つまり表から見ると裏向けに掛けるんですね。
これも、思想の違いです。
京都の家が対外を意識して作られているのに、バイト君たちは意識しないからなんですやろかね。
井戸の上にも、すぐに物を置きます。
井戸に神さんが居たはると言っても、笑うに決まっているし、注意するにもなんと言うてええのか。
「頂きます」や「ありがとう」を言わないで育っているバイト君に、こんなことを教えるのは困難です。

けど、わが身を振り返って、玄関を玄関と格調高く、井戸は清潔に、とちゃんとしなあかん、せえへんから、こうなのかも、と反省もしたり・・・してます。


  

Posted by tao at 00:27Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年11月26日

お客様の手紙

お客様からお手紙を頂きました。

前略ごめん下さいませ。
此の度は息子がご無理を申しまして申し訳ございませんでした。
心のこもりました焼き鱧 とてもとても美味しゅうございました。
だんだん体が言ふ事を聞いてくれなくなりました昨今 故郷は日々に恋しくなり蛸薬師の裏寺のお寺に嫁いだ友人とよくお買い物に参りました昔が偲ばれ、懐かしさとともに鱧はすすみました。
好物の鱧がこんなに早く届けられる様になりましたなんて、夢のようでございます。
「田舎もんやし、どんなんが届く事か、わからへん」なんて憎まれ口を叩いた事、心からお詫び申し上げます。
お忙しい中、本当に有難う存じ申しました。本当に美味しゅうございました。
お礼まで。かしこ


こういうお手紙を頂くと本当に感激します。魚焼き冥利と言いますか。  

Posted by tao at 23:10Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年11月17日

咳・声枯れ対策

寒くなってくると、うちの店に登場するのがコレです。
のど飴は必須として、一口チョコやお茶飴、黒飴、ハッカなどなど。

乾燥した空気で「いらっしゃい」と声を出し続けていると、喉を痛めるんです。
もちろん、咳をされているお客さんにもプレゼントしたりします。
甘いものは疲れも取ってくれますしね。  

Posted by tao at 22:56Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年11月14日

初冬の気配


ほんまに寒うなりましたねえ。これからドンドン寒うなるとおもうと、毎年の事やのに、どないしょと思うてしまいます。うちは、自然のままですから、これからドンドン「よう冷房効いてきますぅ」活けの魚は持ちが悪くなるのですけど、魚は脂がのり、蟹は解禁になり、エエ季節でもあります
暖たたこうはならへんのですし、私はとにかく早めに厚着をしろと言っています。辛抱しても何もエエ事無いと言って、バイトの子たちにも、手袋とかカイロとかも勧めています。体が温まったら、脱いだらエエ、寒いままで居ると風邪をひいてしまい、こんな寒い職場やし、風邪をひくとなかなか直らへんのです
今日はお鍋をしました。たらチリです。下北葱をはりこんで、といいたいところですけど、実は安かったんですわ。百均て゜小さい土鍋を買ったので、一人鍋です。しばらくは重宝します。白菜は一玉買ってしまうと、色々使えてお役立ちです。
この京菓子のご銘は「うずら餅」ざっくりと形をとり、サイドにうずら特有の縞模様で表した形が愛らしいですやろう。寒いとうずらって毛を立ててプクッとなるのが可愛いですね。丸いのは蕎麦上用。どちらもあっさりした味わいで、いつもの花子さんのもの。
花子さんのは、象徴的という意味でも、私の乏しい知識の中では、お能のような京菓子て感じです。京菓子も、歌舞伎のようなものもあるし、とか考えるとおかしくて笑ってしまいます。

  

Posted by tao at 01:03Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年10月25日

私のお気に入り

店をしていると、お客さんにお茶をお出しする機会は、すくなくありません。きちんとしたお店で、ちゃんと座っていただいてお出しするお茶なら、ちゃんとした器を使いたいのですけど、恥ずかしながら魚の並んでいるすきまに、立たれたままのお客さんに「気は心」でお出しするのですから、それなりの、器になります。
夏の冷茶用のガラスの器はひと夏で15以上割れました。薄いので欠けやすいのでしょうね。お客さんがうっかり割られても、きづつない事のないような、けど、あんまり安けないのも、かなんし、というわけで、百均はよくチェックします。このコーヒー豆は最近のお気に入りです。白にブルーはその前です。
どうせ、安物の豆を、素人が入れるのですから、ほんまにお愛想で一口、デミタスを探しています。黙っていればいいのに、ついついお客さんに百均で見つけたと自慢してしまうのが、私のいけないところです。
  

Posted by tao at 23:55Comments(0)魚屋のいろいろ

2006年10月09日

バスツアーは楽し

秋に店で日帰り旅行に行く事があります。たいてい、読売新聞とか京都新聞のバスツアーです。錦から近い四条大宮で集合します。張り切って食べきれない位おやつを買い込んでくる人、朝食を食べてきたのに、立ち食いうどんの香りに釣られ入ってしまう人、いろいろですが、リラックスした表情は店では見れないものです。
バスが走り出すと、皆居眠りを始めます。これが、疲れないコツかもしれません。食事は、費用の割には大変盛りだくさんなのが多いようです。



この日の食事と入浴は漁火亭、展望風呂の眺めはなかなか良かったです。いつか又、蟹の時に来たいなあといいながら、浜で遊び、バスに乗ります。居眠りしていると出石に着きました。古い町並みをのんびり歩いていたのですが、出発十五分前になって、出石そばが食べたいという話になり、お店と交渉して、何とかできると言われお願いしました。
おそばが茹で上がる間に、お勘定も済ませ、お箸を割って、お出汁に鶉の卵や薬味も入れて待ち、あわててかき込んだおそばの美味しかった事。バスまでの結構な野原の道のりを皆で走ります。夕陽の中すすきが揺れ、えのころ草(ねこじゃらし)が足にまとわりつき、げらげら笑いながら走る、これだからバスツアーは楽し、です。  

Posted by tao at 23:54Comments(1)魚屋のいろいろ

2006年09月29日

体験学習

今日うちの店は小さな助っ人が二人来てくれました。音羽小学校の六年生の男子ふたりです。近頃は五年生からキャリア教育というものを始められ、子供の生き方探求に役立てるのだそうです。



私は子供に恵まれなかったので、六年生の男子がどんな感じなのかさっぱり分からず、お話を聞いたときから騒いでいました。バイトの子が、従兄弟の子供がそのくらいの子が居るので任せてくださいというので、彼を担当教官に任命しました。

二人のうち一人は長靴持参で、和太鼓をやっていたり、応援団をしていたので、大きい声を出す事には自信があると言って、やる気十分なのにはビックリしました
魚屋独特のゴム前掛けは、どうやっても大きすぎて、結局もっと軽くてサイズの合うビニール前掛けを買いに行きました。
前掛けは、魚屋なら必須アイテムですからね。服が濡れると風邪をひきかねないし、もちろん汚れたり、臭いもつきます。何より、お仕事をしていると、自分にも、人にも、よく判るようにです
結構気に入ってくれたのか、昼食に集合するときもその前掛けのままでした。



小学生の集中力というのは、今まで経験のある中学生の体験学習の子供たちよりは、低いであろうと予測して、作業を用意しましたが、お造りの大根のけんを盛ったりお客さんにサービスする氷の袋詰めをしたり、よく頑張ってくれました。
最後のほうはくたびれたのでしょうが、時計をチラチラ眺めながら声を張り上げていました。先日他校の体験学習で声が小さいと苦情があった(???)と聞いて、自分たちは頑張らなくてはと思ったのだそうです。担任の先生にも褒めてもらっていました。

今は二人の小さな前掛けが風に揺れています。皆にきちんと挨拶をして帰ってしまいました。来る前は不安で一杯だったけど、行ってしまうと寂しいですね
短パンだったけど、風邪ひかなかったかな?
  

Posted by tao at 00:29Comments(2)魚屋のいろいろ

2006年09月06日

秋刀魚の煙

麦茶が明日でしまいになって、今度は麦茶を買おうか、お番茶にしようか迷います。朝・晩涼しいなりました。寝やすくて、いい夢みてます。




秋刀魚を焼き始めました
脂も乗ってきてだんだん値段も落ち着いてきたからです。焼いていると、ジュウジュウ賑やかです。同じ脂があっても、鯖とは煙のにおいが違うんですよねぇ。
  

Posted by tao at 00:09Comments(0)魚屋のいろいろ