2006年12月09日
ご寄進
うちのお客さんで、いいお年なのに、修行のお坊さんが「おー」と通っていかれると、隠れる方がいやはります。小さいときに「悪い事すると、おーのおっさんに連れて行ってもらうえ」と言われたし、今でも怖いンやそうです。
おーのおっさんは、今では私たちよりお若い方が殆どです。唱えやはるお経も、私より拙い方もあったりして「ほんまもんやろか?」と疑いながら、ご寄進をします。
お坊さんは禅寺の方、嵯峨の天竜寺や、祇園に近い建仁寺さん、蹴上の方の南禅寺とかです。うちのお客さんで、料理屋さんの息子さんは大学卒業後天竜寺さんで修行しやはったんですが、そのとき錦もやっぱり通らはったそうです。
寒修行言うて、寒の間は多いですけど、そうでのうても、来やはりますね。
ご寄進はお経を唱えたはるお坊さんの前に行き、お金(たいてい小銭です)を持ったはるお鉢とかに入れます。「ご寄進させてもろて、おおきに」という気持ちで手を合わせて合掌します。お坊さんも合掌しやはります。これは、「おおきに」ですね。
母が元気な頃は母がされていたのですが、いまは寝てられるので、私がするようになりました。とっても気恥ずかしい気持ちがあるのですが、せなあかん事やと思います。
おーのおっさんは、今では私たちよりお若い方が殆どです。唱えやはるお経も、私より拙い方もあったりして「ほんまもんやろか?」と疑いながら、ご寄進をします。
お坊さんは禅寺の方、嵯峨の天竜寺や、祇園に近い建仁寺さん、蹴上の方の南禅寺とかです。うちのお客さんで、料理屋さんの息子さんは大学卒業後天竜寺さんで修行しやはったんですが、そのとき錦もやっぱり通らはったそうです。
寒修行言うて、寒の間は多いですけど、そうでのうても、来やはりますね。
ご寄進はお経を唱えたはるお坊さんの前に行き、お金(たいてい小銭です)を持ったはるお鉢とかに入れます。「ご寄進させてもろて、おおきに」という気持ちで手を合わせて合掌します。お坊さんも合掌しやはります。これは、「おおきに」ですね。
母が元気な頃は母がされていたのですが、いまは寝てられるので、私がするようになりました。とっても気恥ずかしい気持ちがあるのですが、せなあかん事やと思います。
Posted by tao at 00:18│Comments(2)
│歳時記
この記事へのコメント
油小路通丸太町下るのカトリーヌのかいわいにも、おーのおぼんさんが来られます。
子供の頃おばあさんがご寄進されていたのを思い出して、先日私も店の商品ではありますが、焼き菓子をさしあげました。「あのー」と呼び止めると店の前まで来てくださって、首からかけておられる、ずだ袋をひっくりかえしてひろげられたので、その中に入れました。なにかすがすがしい気持ちになりました。また来られたら、差し上げたいと思います。
子供の頃おばあさんがご寄進されていたのを思い出して、先日私も店の商品ではありますが、焼き菓子をさしあげました。「あのー」と呼び止めると店の前まで来てくださって、首からかけておられる、ずだ袋をひっくりかえしてひろげられたので、その中に入れました。なにかすがすがしい気持ちになりました。また来られたら、差し上げたいと思います。
Posted by なかむらとよこ at 2006年12月11日 13:25
そやね。
お渡しするまでは、ドキドキしたり、はよせな行ってしまわはる、と焦ったり、錦は人が多いから見られているのも恥かしいけど、お渡しすると良かったと思います。
お渡しするまでは、ドキドキしたり、はよせな行ってしまわはる、と焦ったり、錦は人が多いから見られているのも恥かしいけど、お渡しすると良かったと思います。
Posted by tao at 2006年12月12日 23:43