2007年04月22日
花に聴く人
私のお花の先生は、いっつも
「さあ、どない、したげまひょなぁ」
と言いながら、生けたはりました。

先生が亡くならはって十余年、今日久しぶりに花と語り合う人に出会いました。
岸 勝人さん。
ご本人は「花に聴く」と言う表現をとってはりました。

かねてより、ブログ「つらつらと花生けて」を拝見させていただいて、お花を楽しみにしてましたし、しかも会場が「光泉洞 寿み」さんと言うことで、これは、なんとかしてと思うてました。
初めて寄せていただいた「光泉洞 寿み」さんには、満開の山桜が雨に打たれて揺れていました。
どないしょ、と思うていたら、綺麗な女の人が声をかけてくれはって、えぃ、とあつかましゅう、入らせていただきました。

ちょうど岸さんは、つつじを生けたはる最中でした
簡単にお花を拝見させていただくつもりでしたけど、いろいろお話をきかせてくれはって、香ばしいお番茶と、岸さんお気に入りという抹茶チョコレートまで頂戴して
町家の中庭をバックに置かれているのは、結婚式の新郎新婦の席のお花を再現しやはったそうです。
キャンドルサービスでなく、竹の中にある灯りを点けやはったそうです。
面白いですね。
岸さんは、火曜日が比較的時間に余裕があらはるとかで、お花に聴いて親しむレッスンをしてくれたはるのやそうです。
面白いことをひとつ教えていただきました。
「いずれ、あやめか、かきつばた」て、言いますやろ。
菖蒲とかきつばたは、そら、お花のお稽古をしてたんやし、判りますけど、なんとのぅ、です。
今日教えてもろたんは、かきつばたは水中に、菖蒲は中間、あやめは畑に生えるンですて。
ひとつ賢うなりました

「光泉洞 寿み」さんは、とても落ち着くスペースでした。
このお花の乗っている箪笥も時代物です。
また、いつか。
「さあ、どない、したげまひょなぁ」
と言いながら、生けたはりました。
先生が亡くならはって十余年、今日久しぶりに花と語り合う人に出会いました。
岸 勝人さん。
ご本人は「花に聴く」と言う表現をとってはりました。
かねてより、ブログ「つらつらと花生けて」を拝見させていただいて、お花を楽しみにしてましたし、しかも会場が「光泉洞 寿み」さんと言うことで、これは、なんとかしてと思うてました。
初めて寄せていただいた「光泉洞 寿み」さんには、満開の山桜が雨に打たれて揺れていました。
どないしょ、と思うていたら、綺麗な女の人が声をかけてくれはって、えぃ、とあつかましゅう、入らせていただきました。
ちょうど岸さんは、つつじを生けたはる最中でした

簡単にお花を拝見させていただくつもりでしたけど、いろいろお話をきかせてくれはって、香ばしいお番茶と、岸さんお気に入りという抹茶チョコレートまで頂戴して

町家の中庭をバックに置かれているのは、結婚式の新郎新婦の席のお花を再現しやはったそうです。
キャンドルサービスでなく、竹の中にある灯りを点けやはったそうです。
面白いですね。
岸さんは、火曜日が比較的時間に余裕があらはるとかで、お花に聴いて親しむレッスンをしてくれたはるのやそうです。
面白いことをひとつ教えていただきました。
「いずれ、あやめか、かきつばた」て、言いますやろ。
菖蒲とかきつばたは、そら、お花のお稽古をしてたんやし、判りますけど、なんとのぅ、です。
今日教えてもろたんは、かきつばたは水中に、菖蒲は中間、あやめは畑に生えるンですて。
ひとつ賢うなりました

「光泉洞 寿み」さんは、とても落ち着くスペースでした。
このお花の乗っている箪笥も時代物です。
また、いつか。
2007年04月22日
松尾さんのお神輿
雨がポツポツ降ってきました。
そや、今日は松尾さんの「おいで(神幸祭)」や。
松尾さんのおいでの時は、雨が多いような気がします。
錦のお神輿さんと、松尾さんの川勝寺さんのお神輿さんとは交流があります。
お互いに助に行くンです。
結婚した年の松尾さんのおいでは、晴れでした。
主人が行くので、私も松尾さんに行って、お神輿さんを追いかけました。
暑いくらいの陽気で、氷とタオルを持って行きました。
松尾さんのお神輿をかけたら、一人前の男やそない、言わはる方もある位、重いンですやろね。
立派なお神輿さんが六基もでて、それはそれは立派なお祭りです。
お神輿さんを見るポイントは、桂離宮あたりですやろね。
ここのお神輿見物のクライマックスと言う気がします。
お神輿さんが、六基とも桂川を船に乗って渡るンですさかいに。
どないして、お神輿さんみたいな重いモンを船に積むのかと言うと、
まず、お神輿さんを差し上げて言うて、頭より上に上げます。常は、肩の上に棒を乗せているンですさかいに、大分上になります。
何トンて言うもんを上げるンですし、腰を押してサポートする人が要ります。
そして、川にぎりぎりまで入ります。
そこへ船がすーっと入って、お神輿さんが乗せられます。つまりお神輿さんを上げるのは、濡らさないためと、船を通すためです。
船は桂川を斜めに渡り橋を下をくぐって、川の向こうにつけます。
担ぐ人はさっと橋を渡って待機しに走ります。
その頃、橋の上は大忙しです。
お神輿さんが橋の下を通らはる時、人が神さんの上を通るわけにはいきません。
通行を止めてしまいます。
どないしやはるのとか言うと、注連縄を二箇所張らはるのです。
船はすべるように桂川を渡っていきます。
時は春まっさかり、草木は萌え、菜の花や花々が咲き乱れています。
お神輿さんの上に掛けられた赤が映え、お飾りの金の金具が輝き、美しいお祭りです。
お神輿さんが川を渡らはると、仮座にすえられ、昼食です。
それから、六基それぞれのお旅所に向かいます。
道々には、お神酒やビールを振舞われるお家があり、神さんですさかいに、手を合わせられるお姿も。
春を感じるお祭りです。
そや、今日は松尾さんの「おいで(神幸祭)」や。
松尾さんのおいでの時は、雨が多いような気がします。
錦のお神輿さんと、松尾さんの川勝寺さんのお神輿さんとは交流があります。
お互いに助に行くンです。
結婚した年の松尾さんのおいでは、晴れでした。
主人が行くので、私も松尾さんに行って、お神輿さんを追いかけました。
暑いくらいの陽気で、氷とタオルを持って行きました。
松尾さんのお神輿をかけたら、一人前の男やそない、言わはる方もある位、重いンですやろね。
立派なお神輿さんが六基もでて、それはそれは立派なお祭りです。
お神輿さんを見るポイントは、桂離宮あたりですやろね。
ここのお神輿見物のクライマックスと言う気がします。
お神輿さんが、六基とも桂川を船に乗って渡るンですさかいに。
どないして、お神輿さんみたいな重いモンを船に積むのかと言うと、
まず、お神輿さんを差し上げて言うて、頭より上に上げます。常は、肩の上に棒を乗せているンですさかいに、大分上になります。
何トンて言うもんを上げるンですし、腰を押してサポートする人が要ります。
そして、川にぎりぎりまで入ります。
そこへ船がすーっと入って、お神輿さんが乗せられます。つまりお神輿さんを上げるのは、濡らさないためと、船を通すためです。
船は桂川を斜めに渡り橋を下をくぐって、川の向こうにつけます。
担ぐ人はさっと橋を渡って待機しに走ります。
その頃、橋の上は大忙しです。
お神輿さんが橋の下を通らはる時、人が神さんの上を通るわけにはいきません。
通行を止めてしまいます。
どないしやはるのとか言うと、注連縄を二箇所張らはるのです。
船はすべるように桂川を渡っていきます。
時は春まっさかり、草木は萌え、菜の花や花々が咲き乱れています。
お神輿さんの上に掛けられた赤が映え、お飾りの金の金具が輝き、美しいお祭りです。
お神輿さんが川を渡らはると、仮座にすえられ、昼食です。
それから、六基それぞれのお旅所に向かいます。
道々には、お神酒やビールを振舞われるお家があり、神さんですさかいに、手を合わせられるお姿も。
春を感じるお祭りです。
2007年04月22日
マグロのユッケ風
マグロをユッケ風にしてみました。
若い人は「うまい」とサクサク食べてくれますけど、主人以上の歳の人はなかなか食べてくれませんでした。
けど、食べたら声が変わりました。
「思うたより、食べやすいなあ」
番頭さんに至っては、キムチよりは食べやすいということでした。
あとはマグロの竜田揚げ、天ぷらは鱧・飯だこ・たけのこ・ピーマン・さつま芋
大根の炊いたン。