京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年02月18日

ロンドン焼き

ロンドン焼きの前を通りかかって、主人がお父さんに買うたげよかと言いました。
父はロンドン焼きが好きなんです。

ロンドン焼きは、京極の四条から入って直ぐにお店があります。
京都の私くらいの歳の人なら、ロンドン焼きのオートメーションの機械が面白くて、顔をくっつけて眺めた覚えがあるのやないでしょうか。


機械はくるくる回ります。
初めは丸いわっかの中に種を流しこみます。
底が熱いらしく、回っているうちにぷくぷく膨れていきます。
そこへ、丸い形の白餡がポンと入ります。
上からさらにもう一度種が入り、餡を覆って膨れていきます。
そこへ、お好み焼きのへらのような物がいきなり出てきて底からすくい、ひっくり返すのです。
確かそのとき丸い輪も取ってしまうのやと思います。
そして、き狐色の美味しそうな色に焼けたロンドン焼の上に、機械は「ロンドンや」という焼印まで押して、終わりです。

一個から売って頂け、50円ICON63
温かくて柔らかい、懐かしい味です。  

Posted by tao at 23:35Comments(0)私の好きなもの

2007年02月18日

食は春へと

私は朝は帳場に座っています。
コンピューターに向かい、伝票に品物の名前や目方、単価を入れていくのですけど、これで結構季節感もあります。


近頃鱒・白魚・赤貝・鳥貝といった名前がよくとおります。


は、ひな祭りの時には「白桃焼き」とか言うて、甘酒を塗る焼き方をしやはったりします。
甘酒の白さから、ふうわりと鱒のピンクが見え、はんなりした焼き物です。
木の芽焼きも、綺麗ですね。
山椒の若芽の香りが、やっぱり春を思わせます。


白魚は、しらうおです。
踊り食いをするのは、しろうお(素魚)魚の種類が違います。
こっちは、ハゼ科、白魚はしらうお科やそうです。
卵とじ、天ぷら、お吸い物と、いろいろ使えます。


赤貝鳥貝てっぱい、酢味噌和えですね
酢味噌の黄色に、わけぎの緑、赤貝の朱、烏賊の白、鳥貝の黒が映えてはんなりした感じが、いかにも春やなあという気になりますやろぅ。
貝はたいがい春が旬ですさかいに


キーを叩きながら、なんや知らん、顔がほころんでくる私です。face02


これから、若布も生の取れたてが入ってきますし、生の青海苔はもう入ってきています。
青海苔は、私の大好きな碗だねで、私は落とし卵と合わせてお吸い物にするのですけど、お客さんでお味噌汁が最高やと言わはる方もあります。



酢の物も青海苔の香りを生かすのに好きな使い方です。
お造りのあしらいにも、使えますし、一パックで春の短い期間楽しみます。  

Posted by tao at 01:31Comments(2)魚屋のいろいろ