2007年04月15日
酒司 飛鳥さんの移転

行きたいと思いながらずっと行けていないお店があります。
木屋町の酒司 飛鳥さんです。
無断で使わせていただきましたが、これは、切り絵です。
オーナーの風貌が、やや老けている以外は、店の雰囲気をよく伝えていると思います。
私達にこのお店を教えてくださったのは、ご近所の方ですが、多趣味で面白い方でした。
今はもう無くなった河原町蛸薬師の本屋さんで、バッタリお逢いしたのです。
飛鳥さんは、言ってみればショットバーです。
ただし、京都式というのか、辛口です。
飛び込みで入って、騒ぐことを許さない雰囲気がありました。
トム・クルーズの「カクテル」みたいな華やかさはありません。
カクテルはとても美味しいのですが、種類は多くありません。
凄いお酒が並んでいるそうですが、積極的にそうされているのではなさそうです。
でも、氷は角氷をピックで割られるし、ひとつひとつ、納得のいくものを使われています。
スタンダード、というのが、このお店の一貫した姿勢だと思います。
オーナーは、いつもこの絵の通りの姿で立っておられました。
話の相手をしないわけではないのですが、あくまで脇役に徹しておられました。
私達は、窓から見える景色を見ながらお酒を戴きました。
高瀬川に面しているので、春には満開の桜が見えました。
行く事ができなくても、心の中にはいつもあったお店です。
その飛鳥さんが、お向かいに引っ越されると知りました。
とても、ショックです。
いまはなかなか行けないけど、いつかと思っていたところが、ひとつなくなるような感じです。
ただ、慰めになるのは、オーナーの見識で新しく作られるお店なら、間違いの無いお店だろうということです。
四月の末には瓢正さんのお隣に新店がオープンするようで、いつか行きたいなと思っています。
2007年04月15日
たけのこ騒動
店を仕舞ってから、アルバイト君のないと言っていたタレを、蔵に確認に行きました。
バイト君が無いと言ってある事の確立は50%以上ですさかいに
タレの入っている箱は棚に入りきらないで積み上げてあるものもあり、上の箱を除けた私は
タレの箱に混じって、竹の子の箱があるではありませんか

日付を見ると送られてから六日目です
長岡からの朝掘り最高級白子なのに。
とにかく、一刻も早く湯がくしかありません。

先を少し斜めに切るのは、火が通りやすいようにです。
さらに、竹の子まで通らないように気をつけて、縦にも切込みが入っています。
ぬかと鷹の爪をいれて火にかけます。
沢山湯がく場合は、皮をむいて湯がくほうが楽ですね。

さて、どうやっていただきましょうか
まとめて炊き上げて、下のほうは固くなっているので木の芽和えにでもしましょうか。
姫皮は、こないだ、お客さんの料理屋さんがきんぴらにしたはったし、あれをしてみてもええし。
それとも、竹の子ご飯をまた、しましょうか。
ほんまは、こんなに日がこまへんかったら、若竹にしたかったです。
朝掘り立ての白子とよばれる竹の子は、ただやわらかいだけではのうて、風味があります。
そして、ほんのわずかのエグミも又風味のひとつやと思います。
それを楽しむには、薄味で出しの風味を効かせ、若布と竹の子を炊き合わせるのが一番やと思うてます。
送ってくださった方には、本当に申し訳ないことです
折角の朝掘りを送ってくださったのに。
バイト君が無いと言ってある事の確立は50%以上ですさかいに

タレの入っている箱は棚に入りきらないで積み上げてあるものもあり、上の箱を除けた私は

タレの箱に混じって、竹の子の箱があるではありませんか

日付を見ると送られてから六日目です

長岡からの朝掘り最高級白子なのに。
とにかく、一刻も早く湯がくしかありません。
先を少し斜めに切るのは、火が通りやすいようにです。
さらに、竹の子まで通らないように気をつけて、縦にも切込みが入っています。
ぬかと鷹の爪をいれて火にかけます。
沢山湯がく場合は、皮をむいて湯がくほうが楽ですね。
さて、どうやっていただきましょうか

まとめて炊き上げて、下のほうは固くなっているので木の芽和えにでもしましょうか。
姫皮は、こないだ、お客さんの料理屋さんがきんぴらにしたはったし、あれをしてみてもええし。
それとも、竹の子ご飯をまた、しましょうか。
ほんまは、こんなに日がこまへんかったら、若竹にしたかったです。
朝掘り立ての白子とよばれる竹の子は、ただやわらかいだけではのうて、風味があります。
そして、ほんのわずかのエグミも又風味のひとつやと思います。
それを楽しむには、薄味で出しの風味を効かせ、若布と竹の子を炊き合わせるのが一番やと思うてます。
送ってくださった方には、本当に申し訳ないことです

折角の朝掘りを送ってくださったのに。
2007年04月14日
そして季節は若葉へ
四月も半ばになり、流石に日が長うなりましたね。
朝目が覚めて明るいのは嬉しいですわ。
仕事が終わって明るいのは、もっと嬉しいですけど

朝お庭に出てお参りをすると、かえでの若い葉が朝日を受けて輝いています。
だいぶ、しっかりして、葉ぁらしいなってきましたね。
またまだ、可愛らしいですけど。
このあいだまで、もっとふわふわでした。
葉っぱも丸まっていてね。
つつじも、蕾が色づいてきました。
桜が散って寂しいけど、これからうちの庭は賑やかになってくれます。
2007年04月14日
京菓子 花の頃
今夜十時ごろ、えらいキツイ雨がふりましてン。
ひゃぁ、これで桜が散ってしまうわぁ
今日は、そうでのうても、風がきつうて、花吹雪でしたし。
花びらを手のひらにつかむと、幸せをキャッチできると昨日教えていただいたので、やってみなと思うていますけど。
その桜が水辺に舞い落ち、流れていくと花筏はないかだ
私の大好きな上用です。

ういろうのおまんは、花房はなふさ
これは、藤の花をイメージしているのですやろかね。
宇治の平等院が綺麗ですけど。

もうじき、松尾さんのお祭りですけど、先祭りは、お神輿が船に乗って桂川を渡ります。
あたりには菜の花が咲きみだれ、のどかな春らしい景色が大好きです。
この、野面の色のものいろは、私にそんなことを思わせます。

お菓子はいつもの、甘楽 花子さんです。
ひゃぁ、これで桜が散ってしまうわぁ
今日は、そうでのうても、風がきつうて、花吹雪でしたし。
花びらを手のひらにつかむと、幸せをキャッチできると昨日教えていただいたので、やってみなと思うていますけど。
その桜が水辺に舞い落ち、流れていくと花筏はないかだ
私の大好きな上用です。
ういろうのおまんは、花房はなふさ
これは、藤の花をイメージしているのですやろかね。
宇治の平等院が綺麗ですけど。
もうじき、松尾さんのお祭りですけど、先祭りは、お神輿が船に乗って桂川を渡ります。
あたりには菜の花が咲きみだれ、のどかな春らしい景色が大好きです。
この、野面の色のものいろは、私にそんなことを思わせます。
お菓子はいつもの、甘楽 花子さんです。
2007年04月12日
柳・桜をこきまぜて
配達に行くとかで、木屋町の


近場やけど、見事な

一昨年のことですけど、人手が足りなくて宮川町に配達に行きました。
仕事に追われ、早く行って早く帰って・・・と




あの時、私は、巷で

誰も私に言わはらへんかったし、私も忙しゅうて、アーケードの中に篭もって考えても見なかったンです。
神様の贈りモンやと思いました。
2007年04月11日
大津疎水の桜景色
疎水って、京都のモンやと思うていました。
けど、よう考えてみたら、琵琶湖からいきなり蹴上に出現するわけあらへんですわねぇ。
そういうわけで、大津の疎水です。
門があって、琵琶湖の水位が下がったとき、ここを閉めはるンかなぁと思いました。
2007年04月11日
ミュンヘンからのお客様
昨日に引き続いて、うちの一口の串を食べに来てくれはったお客さんがあります
インパクトのある、オシムタイプの大柄な方なので、直ぐに昨日来てくれはった方やと判りました。
この頃、錦は、外国の方の観光コースとして定着しているみたいですね。
沢山の方が見えますけど、一人で来られて、お話して下さると、やっぱり記憶に残ります。
この方は、日本に来たからには日本語を使うようにすると、いちいち、これで正しいか聞かれる勉強熱心な方です。
そやし、昨日より今日の方が上手やったみたいな
実は私、学生時代の友人がドイツに暮らしていますねン。
その人がご主人も一緒に今帰国中で、ひょっとしたら、錦に来てくれはるかもしれへんと、大学時代ドイツ語をとった主人に、きいていたんですわ。
そやし、二日目の今日は、私、張り切って大きな声で「アフヴィーダゼーン」と言うたンですけど、全然判ってもらえへんでした
片言のドイツ語とは、思ってもらえへんかったみたいです。
ミュンヘンからのお客さんは、折角がんばって日本語で買おうとしたのに、バイト君がフリーズしたと嘆いていました。
「きっと、へんな外人と思ったんでしょう」と言われるので
「NEVER!!彼は、そんな事思っていませんよ」
昨日はカルパッチョを食べられたけど、レモンをかけられなかったこともあってから、オリーブの香りがきつすぎて、今日のマグロのヅケの方が好きだと言われ、店頭で食べられている最中にも、来られるお客さんにヅケを勧めてられました。
ゴマの香りがいいと、外国の方には言われていましたね。
私も、そう思います。
あさって京都を発つので、明日は又違うものを食べてみると帰られました。
楽しみです。
それにしても、もう少し頑張って英語をやっておけばよかったです。

インパクトのある、オシムタイプの大柄な方なので、直ぐに昨日来てくれはった方やと判りました。
この頃、錦は、外国の方の観光コースとして定着しているみたいですね。
沢山の方が見えますけど、一人で来られて、お話して下さると、やっぱり記憶に残ります。
この方は、日本に来たからには日本語を使うようにすると、いちいち、これで正しいか聞かれる勉強熱心な方です。
そやし、昨日より今日の方が上手やったみたいな

実は私、学生時代の友人がドイツに暮らしていますねン。
その人がご主人も一緒に今帰国中で、ひょっとしたら、錦に来てくれはるかもしれへんと、大学時代ドイツ語をとった主人に、きいていたんですわ。
そやし、二日目の今日は、私、張り切って大きな声で「アフヴィーダゼーン」と言うたンですけど、全然判ってもらえへんでした

片言のドイツ語とは、思ってもらえへんかったみたいです。
ミュンヘンからのお客さんは、折角がんばって日本語で買おうとしたのに、バイト君がフリーズしたと嘆いていました。
「きっと、へんな外人と思ったんでしょう」と言われるので
「NEVER!!彼は、そんな事思っていませんよ」
昨日はカルパッチョを食べられたけど、レモンをかけられなかったこともあってから、オリーブの香りがきつすぎて、今日のマグロのヅケの方が好きだと言われ、店頭で食べられている最中にも、来られるお客さんにヅケを勧めてられました。
ゴマの香りがいいと、外国の方には言われていましたね。
私も、そう思います。
あさって京都を発つので、明日は又違うものを食べてみると帰られました。
楽しみです。
それにしても、もう少し頑張って英語をやっておけばよかったです。
2007年04月10日
三井寺の花祭り
四月八日はお釈迦様の生まれられた日です。
小さい時お風呂屋さんに行くと、甘茶があり、お釈迦様に掛けて、私達も戴いた覚えがあります。
三井寺に


これは、金堂の中で、お釈迦様に甘茶をかけているところです。
いい日にめぐり合わせました

人がたかっているので、物見高い私たちが行って見ると、孔雀でした。
なんで、孔雀なんでしょうね。
本当に

まだ、桜の植樹の寄付を募ってられました。
もっと桜が増えるのでしょうね。
2007年04月07日
お花見宴会
前に観て、いっぺん、やつてみたいなぁと思うているのが、お花見宴会。
こればっかりは、夫婦でやってもしゃあないですやろ。
お連れを探しています

仕事が終わってから行くので、時間が遅くまでライトアップをされているということでは、円山公園と平野神社さんではないでしょうか。
結婚前は、円山公園が近かったンで、ようお弁当もって行きました。
昔は、橋を渡って直ぐのところは、チマ・チョゴリを着た団体さんの大宴会を、よくされていました。
満開の桜の下、華やかなチョゴリの色と、楽しそうに踊ってられたのが印象的でした。

お料理屋さんもありますから、そこで戴いて桜見物というのも、ええですね。

昔観た映画の「細雪」は、始まりは嵐山の桜で、お料理屋さんでさっと障子を開け放すと、桜・桜・桜という、美しいものやったと思います。

そんな凄いとこやのうても、これは、平野神社さんのお店のひとつです。
桜の頃は、まだ寒い事がおおいさかいに、したはるのも、おなべとか、すきやきとか、もっと簡単におでんや、おうどんも。

折角平野神社さんに行ったけど、もう神社さんのほうは閉まっていて、お参りは出来ませんでした。




ここで、売ったはる桜茶が戴きたかったンですけどね。
夜店は、結構出ていて、楽しいです。
こればっかりは、夫婦でやってもしゃあないですやろ。
お連れを探しています

仕事が終わってから行くので、時間が遅くまでライトアップをされているということでは、円山公園と平野神社さんではないでしょうか。
結婚前は、円山公園が近かったンで、ようお弁当もって行きました。
昔は、橋を渡って直ぐのところは、チマ・チョゴリを着た団体さんの大宴会を、よくされていました。
満開の桜の下、華やかなチョゴリの色と、楽しそうに踊ってられたのが印象的でした。
お料理屋さんもありますから、そこで戴いて桜見物というのも、ええですね。
昔観た映画の「細雪」は、始まりは嵐山の桜で、お料理屋さんでさっと障子を開け放すと、桜・桜・桜という、美しいものやったと思います。
そんな凄いとこやのうても、これは、平野神社さんのお店のひとつです。
桜の頃は、まだ寒い事がおおいさかいに、したはるのも、おなべとか、すきやきとか、もっと簡単におでんや、おうどんも。
折角平野神社さんに行ったけど、もう神社さんのほうは閉まっていて、お参りは出来ませんでした。
ここで、売ったはる桜茶が戴きたかったンですけどね。
夜店は、結構出ていて、楽しいです。
2007年04月05日
鍋は食べ収め、やろね
何回、今期最後のお鍋やと、思うたでしょう。
けど、こんだけ寒かったら、皆大喜びです。
材料は、これだけ。
ありあわせのモンばっかしです。
お餅は、当たらへんひとも、ありました。
お揚げさんは、カニだけではあっさりやし、ちょっとコクがでるかなと、又冷凍庫から。
ホンマ重宝やわぁ。
あとは、壬生菜と、番頭さんの大好きな白菜と、シメジと。
材料を、こんなふうに、並べるのは、チャングムの影響です。
あのドラマでは、合えるモンでも、必ずきちんと並べやはるさかいに。
やっぱ、あないしたほうがええなぁ、って思うて。
そやし、ご飯作っている時は、頭の中はチャングムのお料理の時のテーマミュージックが流れています。

チェ・グミョンの、いかにもお料理が好きと言う感じの、微笑みながらのお料理する姿が、とても好きでした。
2007年04月04日
みおの会
一度だけ、うちの座敷で、京舞を拝見したことがあります。
私の知っている方が、井上流の名取さんで、舞うてくれはったんです。
ホンマは、京舞は、舞台の上やのうて、こうして拝見する事で発達してきたモンなんですやろね。
けど、どないしたら、そんな風にお座敷で舞いを見せてもらえるのかと言うと、正攻法としては、祗園甲部のお茶屋さんに行って遊ぶ、がありますね。
そやけど、何ぼかかる???
「みをの会」知ったはりますか。
現井上八千代さんが、未だ三千子さんやった頃からしたはる会です。
拝見できる場所が、又魅力があります。
祗園の片山舞台です。
ホンマやったら、私らが入らせていただける所とは違います。
けど、当日五時からの整理券をいただけたら、会費千円で、めったにない体験が出来るわけです。
四月七日土曜日 開場6:30 開演7:00
演目は、
地唄 鉄輪
長唄 蓬莱
私の知っている方が、井上流の名取さんで、舞うてくれはったんです。
ホンマは、京舞は、舞台の上やのうて、こうして拝見する事で発達してきたモンなんですやろね。
けど、どないしたら、そんな風にお座敷で舞いを見せてもらえるのかと言うと、正攻法としては、祗園甲部のお茶屋さんに行って遊ぶ、がありますね。
そやけど、何ぼかかる???

「みをの会」知ったはりますか。
現井上八千代さんが、未だ三千子さんやった頃からしたはる会です。
拝見できる場所が、又魅力があります。
祗園の片山舞台です。
ホンマやったら、私らが入らせていただける所とは違います。
けど、当日五時からの整理券をいただけたら、会費千円で、めったにない体験が出来るわけです。
四月七日土曜日 開場6:30 開演7:00
演目は、
地唄 鉄輪
長唄 蓬莱
2007年04月03日
竹の子ご飯と天然ぶりの炊いたン
今日は、この春初めての竹の子ご飯です。
少し春らしくなってきたので、炊いてみました。
一昨年の春は、従弟が竹の子狩りに誘ってくれて、竹の子を何十キロも貰って帰りました。
人に差し上げるにも、竹の子は皮の付いたンやと、喜んでもらえず、早朝に行き、朝のうちに帰ってきたのに、夕方まで湯がき続け、家の中は竹の子を湯がく時に入れる米ぬかの匂いに満ちていました。
あの時は、大きな桶に湯がいた竹の子を浸けて、毎日竹の子を食べたものです。
卸のお客さんは、形と言うものを言われるので、かぐや姫どころか、桃太郎でも入っていそうな大きい丸々とした竹の子では、おかずにも喜んでもらえません。
私だけが喜んで、若竹煮・土佐煮・天ぷら・木の芽和え・炒め物等々使っていましたが、店の人はげっそりして、桶に残った竹の子を数えていたらしいです

去年も不作、今年も不作で、竹の子狩りに誘ってもらえる可能性はなさそうです。
何回竹の子ご飯が戴ける事ですやろね。
主人は竹の子ご飯には、絶対お揚げさんが入ってンと、と言う意見で、又々冷凍庫のお揚げさんが登場です。
お加減が、うちには、すこし水臭かった気がします。
これが、お座敷でお酒でも戴いて、と言うのなら、ちょうどええのですやろけど、肉体労働者のお昼としては、もう少し濃い味が必要でした。
この次は、気イつけんとね。
意外と好評やったンが、高野豆腐の卵じめ。
案外すんなり食べてもらえました。
あとは、残り物の天然ブリとお葱の炊いたン。
蛍烏賊は、三回目の登場で、飽きられないように、酢味噌ではのうて、生姜酢で、きゅうりと若布を添えてみました。
今日はシオ君がお昼前に帰ったので、シオ君の嫌いなきゅうりが使えました。

2007年04月01日
天高く積み上げたトロ箱
これが、どのくらいの高さか写真から判っていただけますやろか。
二階の窓より高く、魚を入れる箱が積み上げられているのです。なんでかと言うと、積み上げないと邪魔になって通れないからです。
これは、シオ君が積み上げたのですけど、これを見るにつけて、彼の成長を感じます。
積み上げても一度ではたいていあげられません。
きちんと積み上げるのにも根が要りますけど、そうしても、途中で倒れてバラバラになり、また積み上げるという事を続けないと出来ません。
けど、天高くつみあがった箱を見ると、「こんな事ができんのや」と自分に自信がつくので、バイト君にやってもらうのです。
あのアメリカに行った子も、はじめは「絶対無理」と言っていましたが、だんだん上手くなり、出来るようになりました。
そやし、安心です。困った事があっても、頑張ってくれると信じています。
積み上げた本人も嬉しいやろけど、それを見る私もその子の成長が嬉しいのです。

2007年04月01日
きょうの味どころ
高島屋さんの地下に「きょうの味どころ」があるのを、知ったはる人は、多いのですやろか。
週替わりで、いろいろな京料理のお店のお昼がいただけます。
お値段は、お店によって週ごとに変わるようで、お弁当の時は3,500円、ミニ会席の時は5,000円くらいやったと思います。

元々は、おかず売り場の辺にありましたけど、三回目の引越しで、うんと移動しました。
今度のお席は前よりゆったりしていて、車椅子の母でも連れてこられる、バリアフリーです。
今日私達が番頭さんと寄せていただいたのは、うちのお客さんの「井傳」さんが、だしたはったからです。
自分達の仕入れた魚が、綺麗にしてもろうて、出世した姿を見るのは、魚屋にとって何よりの喜びですし、ええ勉強になります。
「ああ、そやから、あんまり大きいないほうが、ええのやな」みたいに。


お造りの充実しているのは、魚屋でもビックリしました。
平目は生雲丹を芯に巻いてあり、活烏賊は若竹の姫皮で合えてあります。
それと、かつを。
蛍烏賊が酢味噌で合えてあるのは、お決まりですけど、山芋の小さいサイコロが入っているのが面白く、蛍烏賊も、ちゃんと、本物の滑川のよく肥えた蛍烏賊で、もちろん、きちんと目玉やくちばしや軟骨を掃除してあります。
冷凍物の蛍烏賊で、掃除せずそのままのものを平気で出したりしてられたりして、それで、初めて食べやはった人が嫌いにならはるのは、悲しい話です。
これは、ガラスの器でした。
他にも、鱒の美味しさには「紺屋の白袴」を感じました。
さんざん鱒は見ていますけど、ほんまもんの鱒はおかずにして口に入ることはない高価な魚です。
その風味には、感動物でしたし、木の芽和えが、季節物とは言いながら、桜の雪洞の器で楽しかったり、京料理の楽しさを感じたお弁当でした。

仕上げは竹の子ご飯。
おつゆが凝っていて、アサリのしんじょでした。
蓬の玉生麩というのも、つるつるした触感で面白かったです。
デザートは夢中で食べてしもうて、写真を撮るのを忘れてしまいました。
いつも洒落たリキュールで風味付けしたゼリーです。
美味しゅうございました

ゆったりと楽しめる「きょうの味どころ」ですけど、早めに行かはるか、予約を入れとかはるほうが無難みたいです。
十一時から二時くらいと言うことみたいですけど、実際はもっと早う売り切れるみたいです。
週替わりで、いろいろな京料理のお店のお昼がいただけます。
お値段は、お店によって週ごとに変わるようで、お弁当の時は3,500円、ミニ会席の時は5,000円くらいやったと思います。
元々は、おかず売り場の辺にありましたけど、三回目の引越しで、うんと移動しました。
今度のお席は前よりゆったりしていて、車椅子の母でも連れてこられる、バリアフリーです。
今日私達が番頭さんと寄せていただいたのは、うちのお客さんの「井傳」さんが、だしたはったからです。
自分達の仕入れた魚が、綺麗にしてもろうて、出世した姿を見るのは、魚屋にとって何よりの喜びですし、ええ勉強になります。
「ああ、そやから、あんまり大きいないほうが、ええのやな」みたいに。
お造りの充実しているのは、魚屋でもビックリしました。
平目は生雲丹を芯に巻いてあり、活烏賊は若竹の姫皮で合えてあります。
それと、かつを。
蛍烏賊が酢味噌で合えてあるのは、お決まりですけど、山芋の小さいサイコロが入っているのが面白く、蛍烏賊も、ちゃんと、本物の滑川のよく肥えた蛍烏賊で、もちろん、きちんと目玉やくちばしや軟骨を掃除してあります。
冷凍物の蛍烏賊で、掃除せずそのままのものを平気で出したりしてられたりして、それで、初めて食べやはった人が嫌いにならはるのは、悲しい話です。
これは、ガラスの器でした。
他にも、鱒の美味しさには「紺屋の白袴」を感じました。
さんざん鱒は見ていますけど、ほんまもんの鱒はおかずにして口に入ることはない高価な魚です。
その風味には、感動物でしたし、木の芽和えが、季節物とは言いながら、桜の雪洞の器で楽しかったり、京料理の楽しさを感じたお弁当でした。
仕上げは竹の子ご飯。
おつゆが凝っていて、アサリのしんじょでした。
蓬の玉生麩というのも、つるつるした触感で面白かったです。
デザートは夢中で食べてしもうて、写真を撮るのを忘れてしまいました。
いつも洒落たリキュールで風味付けしたゼリーです。
美味しゅうございました


ゆったりと楽しめる「きょうの味どころ」ですけど、早めに行かはるか、予約を入れとかはるほうが無難みたいです。
十一時から二時くらいと言うことみたいですけど、実際はもっと早う売り切れるみたいです。
2007年04月01日
平目の昆布じめと豆ご飯
今日も買い物に行く時間がなく、冷蔵庫の残り物です。

平目をフライにしようかと汐をしてもらっていたものを、昆布じめにしてみました。
魚屋してンのやから、こういうものも、食べとかなあかんと思うて。
けど、私がしたので、分厚すぎると主人からクレーム
えんどう豆が残っていたので、豆ご飯にするんやったら、フライでないほうがエエと思うて。
あとは、納豆。
本当は烏賊納豆にしたいんですけど、このごろ、なんか活け紋甲烏賊が高いらしいて、オカズに欲しいとは言いにくい感じです。
白菜は、一球買うと、相当長いこと、八人のご飯に使うても、ありますけど、残っていた芯に近い葉っぱを、冷凍していたお揚げさんで、炊きました。
結果、これが一番人気でした
こうしてみると、あまりパッとしませんね。
まあ、お腹は膨れたようですけど。
平目をフライにしようかと汐をしてもらっていたものを、昆布じめにしてみました。
魚屋してンのやから、こういうものも、食べとかなあかんと思うて。
けど、私がしたので、分厚すぎると主人からクレーム

えんどう豆が残っていたので、豆ご飯にするんやったら、フライでないほうがエエと思うて。
あとは、納豆。
本当は烏賊納豆にしたいんですけど、このごろ、なんか活け紋甲烏賊が高いらしいて、オカズに欲しいとは言いにくい感じです。
白菜は、一球買うと、相当長いこと、八人のご飯に使うても、ありますけど、残っていた芯に近い葉っぱを、冷凍していたお揚げさんで、炊きました。
結果、これが一番人気でした

こうしてみると、あまりパッとしませんね。
まあ、お腹は膨れたようですけど。