京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年02月07日

和チョコ

カトリーヌさんは、確かに管理栄養士なンですけど、お家武者小路千家、14代お家元 不徹斎宗守(ふてつさいそうしゅ)の母であり,料理研究家の千澄子先生の懐石料理教室の元助手と言う顔ももつたはります。

彼女が洋菓子のお店を始めたことをお聞きになった先生が、カトリーヌのために考えてくださった二つのチョコがあります。



福うさぎ ¥600

ホワイトチョコレートとアーモンド、眼はフリーズドライ苺

草むらの中で仲良く寄り添 う白いウサギです。
ウサギは福をもたらすものやから、ということですて。
可愛いですface05




七福神 ¥1000

ホワイトチョコでコーティングした斗六豆は弁天さんらしいです。、他のミルクチョココーティングされたお多福豆は、これがえびすさんかなぁ、大黒さんかなぁと、色々楽しんでよばれます。ICON61

トッピングはアーモンド、レーズン、くるみ、ドライフルーツ、フリーズドライ苺、ドライマンゴと、いろいろやから、お味は変わるんですね。


これは、バレンタインの14日までのものらしいです。
和風やのうて、和チョコやね。

七福神のお箱の字は、千澄子先生の御直筆やそうです。取り寄せもできますさかい、ちょっと、面白いのやないでしょうか。
  

Posted by tao at 23:48Comments(2)私の好きなもの

2007年02月07日

京都の仕出し弁当

長くなってくると、結婚記念日というて張り切ることはなくなります。ドレスアップしてレストランに行った時期もあれば、居酒屋さんに飲みに行った時期もあり、今は「家めし」が一番と言う時期になっています。
ひとつは、低いコタツから、テーブル型コタツに換えてから、座るのが痛くなくなったというのも、情けない話ですが、ありますね。

で、主人がお客さんの仕出し屋はんに頼んでくれました。仕出し屋はんと言うのは、京料理のデリバリーということですね。会席料理を台所を借りて作られるような事もあるし、作られたものを運んでこられることもあるし、お弁当もあり、単品料理もお願いできます。

うちがお願いしたのは、お弁当。こんな感じで、持って来てもらえます。



お汁物は、銀色のポットのような形の入れ物で持ってこられ、直ぐにお鍋にあけて返します。これだけは、自分で温めて、おわんに綺麗に盛られたなかに、静かに注ぎます。
今日のは、白味噌のお汁で、白子豆腐の上に蓬麩でしたが、美味しかったです



お味は、やっぱり、家庭料理とは全然違います。お出汁がしっかり取れているから、薄味で十分においしいのやろとか思います。それに、一品一品が手が込んでますしね。
誰に気を遣うことなく、ゆっくり、美味しいものがいただける。これは、仕出し屋はんならでは。デパ地下で単品を買っても、こんなに綺麗に盛り付けられへんし。

この仕出し屋はんは

井傳さん

室町のお味にうるさいお客さんがお得意さんです。高島屋さんにも出したはります。

075-221-4420  

Posted by tao at 00:07Comments(3)私の好きなもの

2007年02月05日

初午 蛸のいなり寿司

今日は初午。理屈は判らへんけど、立春の後の初めての午の日、と言うことらしいです。私がよう判っていることは、お稲荷さんが食べれることICON59
なんでお稲荷さんなのかも、判りまへん。伏見のお稲荷さんで、初午の大祭をしやはるのは知っていますけど、その関係ですやろか。知ったはる人がいやはったら、教えて欲しい事です。



お稲荷さんは、隣で買います。伍十さんです。ここの蛸の入ったお稲荷さんは、美味しいです。蛸の触感もいいし、お揚げの甘さもいいと思います。大きさは少し大きめですかね。意外と合って、これを食べると、蛸の入っていないお稲荷さんは物足りなくなりました。上に花カツヲがかけてあるのも、楽しいです。  

Posted by tao at 23:53Comments(0)私の好きなもの

2007年02月04日

節分詣で

うちは、壬生さんと吉田さんにお参りします。京都の人は、そうしやはる人が多いので、二件を結ぶ臨時バスが出ているくらいです。
これは、主人によると、表鬼門と裏鬼門にあたるからやそうです。まあ、昔から生粋の京都人である定義づけによう言わはる「お土居の中の住人」でないと、あたりませんけどね。ここに、三代以上住んでいるのが京都人といわはる方がありますね。



これは、我が家の節分マストアイテム。主人がマスを持って豆をまき、私が団扇を持ってお供し「鬼は外、福は内」と言われると、「ごもっとも、ごもっとも」と言うのです。これは、おうちによってはしゃもじとか色々みたいですけど、お雛さんのお内裏さんがもったはるしゃくの替りと違うやろとかいわはる人もありますね。

豆まきが終わるとお参り。まず壬生さんに行くのは近いからもありますけど、厄除けのほうらくが売り切れるのが心配やからです。既に手前のお店は「ほうらく完売御礼」と張ってはります。焦りながら壬生さんの境内に入ると、最初のお店はからっぽでしたが、奥のほうに人だかり。やれやれ、あるみたいです。

  

古いお札やお守りは袋にまとめて納めます。お経をテープで流してはります。ほうらくは名前でのうて、性別と年齢を数えで書くので、表を参考にするのですが、この年になると数えの年を確認してちょっとショックです。ほうらくは納めるところがあって、春の壬生狂言でほうらく割りがあり、これで厄がはらえると聞いていますけど、TVでしか見たことはありません。

 

壬生さんではお札のセットが売ってはります。御影は泥棒よけやそうです。起き上がり守は可愛い顔を選んでしまいます。本殿でお賽銭と一緒に紙包みがいっぱいありますが、これは、家族の歳の数だけのお豆さんです。上包みに、名前と性別・年齢を書きます。

 

吉田さんに着くと十時を回っているので、人が一杯です。みんな納められたお札の山に火がつけられる十一時を待ってはるのです。鳥居の上に満月がきれいでしたが、写真には撮れませんでした。

 

吉田さんではお神楽やご祈祷を受ける方もようけです。お神楽は破魔矢がいただけます。ここでは、疫神斎さんのお札を貰わんなりません。くちなし色のお札は全国でここだけやそうです。病気にならへんように、頂きます。

  

お参りの最後の楽しみは、達磨さんのおみくじです。おおきな達磨さんの中に小さい達磨さんが入っていて、裏の鬼のシールを剥がすと、中におみくじが入っているのです。達磨さんは頂いて帰ります。
早く帰らないと、人だかりはますます増え、出て行くのも難しくなります。

さあ、今年も元気にお参りさせてもらえました。一年無事に過ごせそうです。  

Posted by tao at 10:55Comments(4)歳時記

2007年02月04日

お年越しの一日



昔からこの日のお昼は何も考えんでええのです。

鰯のやいたんと、畑菜の辛し和え。

畑菜は初午やと聞いたことありますけど、うちは母がこうしたはったので、そのままに引き継いでいます。それとかす汁。これは別に決まったことやないけど、寒いですさかい。
若い子には、これにカニと海老とマグロのカレーをつけました。これだけでは、ちょっと、たしないンと違うかと思って。

実はこの鰯、食べれませんでした。焼くのが間に合わへんで、食べるまでにお客さん行き。鰯が当たってお昼ごはんを私が食べれたのは六時ごろでした。前もって焼かないので、あつあつを買ってもらうほうが、お客さんにも喜んでもらえると思いますしね。

お八つはお年越しのお善哉。疲れた体には少し甘みが足りないようでしたが、その分何杯もお代わりされて、なんとか売り切れました。

店が閉まったら、恒例の巻き寿司丸かぶり。恵方に向かって無言で丸かぶりという(おすし屋さんの陰謀や、いや海苔屋の陰謀や、と言われる、ここ二・三十年の流行もんですけど)行事をやります。
卸のお客さんで、おすし屋さんがありますさかい、もらわんならんのもありますけどね。皆でするのが楽しいです。先に食べて、真剣な顔で食べている人を笑わせようとしたり。  

Posted by tao at 09:48Comments(0)今日のお昼ご飯

2007年02月03日

早春の京菓子

AUの新しいCMはですねぇ。なんか、まぶしいような。、かぁ。

昨日母の部屋に水仙をいけました。沢山だと香りがきつすぎると、一束にしたのですが、ちょうどよかったようで、部屋に入るとほんのり香ってきます

二月の天神さんは梅花祭。たいてい気の毒な位の寒さですけど、去年はたしか暖かこうて、よかったなぁと思うた覚えがあります。梅は、お茶の先生がよう月釜を掛けやはった関係もあって、天神さんが馴染みがありますけど、実家に近い白川の梅も好きでした。巽橋あたりです。あと、松尾さんの近くの梅の宮さんがきれいでしたね。

甘楽 花子さんの京菓子も早春です。



これは、初音。象徴的な名前が情景を描き出していきますね。それにふさわしい色彩やと思います。



これは、早春賦。私は好きです。色もはんなりして春が近い感じやし。
あんこの固まりと思い込んだ人が口に入れてビックリされるのは、舌触りの滑らかさ・口解けのよさもええのですけど、あっさりとした中に風味があることです。食べ終わった後に別にお茶を飲まなくてもいいお味やと思います。



これは、華雪。ふんわりした白い部分と二つの口ざわりが面白かったです。  

Posted by tao at 00:36Comments(2)私の好きなもの

2007年02月03日

天窓に満月

深夜通庭に出ると、電気をつけていないのに妙に明るいのですよく見ると天窓に満月です。月の光で通庭のものの影が石畳に映っています。



深夜カメラで色々やってみましたが、石畳の影のほうは撮れませんでした。いつか、カメラを勉強して一眼レフで撮れへんでしょうかねぇ。

私は結婚前京大の宇宙物理学教室の図書室で働いていたのですが、数少ない日本語の蔵書の中で、一冊上司の書かれた「かに星雲」の書き出しに

蟹は闇夜に食えと言われているが、かに星雲も闇夜が観察によい」

といった内容のものがありました。学術書なのに、その方らしい書き出しに思わず笑ったのですが、以来心に残っているのです。
トリビアだと「はい、確かに蟹は月夜には身がやせるようです」
これで、何ヘェーが取れるでしょうか
。  

Posted by tao at 00:02Comments(0)魚屋のいろいろ

2007年02月02日

節分いわし

なんで節分をお年越しって言うンやろと思いつつ、齢を重ねました

四柱推命では、節分で悪い年も終わるとか考えますね。旧暦と、どういうことなんやろと思いませんか?吉田さんでは年越し蕎麦がありますね。

その節分に鰯を食べるのは
頭をヒイラギにさして家の軒に飾ると鬼が・・・とか、鰯を焼く煙を鬼が嫌う
って言う話ですやろね。奈良に行ったとき、新薬師寺界隈の民家が本当にそうしたはりました。
私の知人のお宅は家を建てられるとき、わざわざヒイラギを植えたはります。お父さんは神職の方でした。




血をきれいにするので有名なEPAが豊富な鰯ですが、今は特に肥えて脂が乗っていますよ節分のときは鰯がたんと並びます。

焼きたては美味しいですえ。  

Posted by tao at 00:01Comments(6)魚屋のいろいろ